検察側は、准看護師の女性が入所者への十分な配慮を怠ったこと、窒息に備えておやつが変更されていたことの確認を怠ったと主張していた。長野地裁は、他にも食事介助を必要とする人がいて、異変に気づける程度の注視を求めることは困難と退けたものの、量刑は求刑通りだった。判決後、弁護側は不服とし、即日控訴した。
ひろゆきさんは、長野地裁への皮肉ツイートに寄せられた「介護職も、トレーダー並みにハイリスクの職業になった」というコメントに対し、
「1分、目を逸らしたら、有罪判決で罰金払って、犯罪者ですからねぇ。トレーダーのほうがお金を失うだけで済むのでまだマシじゃないかと」
と持論を展開した。介護労働安定センターの調査によると、人手不足を感じている介護事業所の9割が「採用が困難」と回答している。原因として、「他産業に比べて、労働条件などが良くない」を挙げる人が55.9%にのぼる。労働時間や賃金などの待遇と、負う責任が釣り合っていないと感じる人も多いことだろう。
今回の裁判では、有罪になれば介護する側・される側双方が苦しめられるとして、被告の支援者らが44万筆に及ぶ署名を提出して無罪を訴えた。しかし、結果は求刑通りの判決となった。
リプライ欄では、「こりゃ誰もならんわ、ですね」「怖くて介護の仕事なんか出来ない」といったコメントが寄せられた。介護経験者と見られる人からは、「嚥下障害はお年寄りは普通にあることなので怖くなります。両者の言い分はわかりますが、後味悪いですね…」という投稿もあった。
老人の食事を自分では食べさせず、チューブを胃に刺すのが正解というのが長野地裁の判断ですね。
食事の全介助を必要とする2人を含む17人の老人の食事を介護職員と准看護師の二人で介助。
准看護師が1分間、目を離した隙に誤嚥したので有罪。https://t.co/xmHPrpKk2E— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) 2019年3月25日
1分、目を逸らしたら、有罪判決で罰金払って、犯罪者ですからねぇ。。
トレーダーのほうがお金を失うだけで済むのでまだマシじゃないかと。。。 https://t.co/TKVWF6Y1yx— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) 2019年3月25日