「学校での英語教育は役立っていると思う」の合計は47.2%。また「役に立たなかった」は合計19.9%で、理由としてうち58.1%が「未だに英語が話せないから」と回答している。
外国人の友人を作りたい人は58.9%にのぼっており、日本人が世界に誇れるものを聞くと、1位は「アニメ・演劇などのサブカルチャー」(55.3%)が最多となった。次いで、「和食」(54.6%)、「日本の景色・自然・四季」(50.4%)、「治安の良さ」(50.3%)と続く。
一方、他の先進国に比べて日本に欠けているものを聞くと、1位は「男女平等」で46.1%となった。2位以降、「外交力」(35.7%)、「経済力」(33.8%)、「教育水準の高さ」(32.9%)、「政治的影響力」(30.2%)と続く。
「日本はいい国だと思う」は全体で76.9%。理由として「平和だから」という意見が大半で、「紛争もなく平和に暮らせるから」「ほとんどの人が普通にご飯を食べられているから」といった声が寄せられた。ほかにも、
「安全で、水道水が美味しい」
「インフラがしっかり整っている」
など生活環境の良さを重視していることがうかがえた。文化や食に対しても「日本の文化は世界に誇れる」「日本の料理や伝統が素晴らしいから」など好意的な声が多かった。一方、「日本が良い国だと思わない」(6.7%)という人からは、
「貧富の格差や性差別や他人のことを思いやれない人が多いと感じるから」
「会社がどんどんブラック企業になっている」
「生きにくい」
といった声が寄せれられた。