「ドラゴンボールの漫画を書いてた。自分を登場人物にして悟空とベジータが私を取り合うんだけどトランクスが現れて2人を振る」
「友達と推しカプのエロありの小説を見せあってた。今思えば異常なんだけど『展開早すぎない?』『リアリティない感じがする』『前と話の運びかた変えたね。こっちの方が好き』とか真剣な評価してた」
トピック内には様々な黒歴史が寄せられた。特に小説や漫画などを創作していたという声が目立った。自分を主人公にしたり、好きなキャラクターを動かして自分好みの展開にしたりなど、妄想を爆発させたオリジナルストーリーを手掛けたクリエイターは多い。
中には、「高校生の時に某俳優にハマって、その人でBL小説書いてサイト運営してた」という人もいた。
「BLEACH好きなときは卍解した時の能力を真剣に考えてた」
「私の姉は小6の時にもののけ姫になりたくて、当時幼稚園児だった私の空手着を着て、ハンガーを改造した弓矢を片手に、一人で山から下りるサンを演じていた」
「NARUTOにハマってた頃は腕を後ろに上げてNARUTO走りしてたし、BLEACH好きなときは卍解した時の能力を真剣に考えてた」
また、好きなキャラになりきっていたというコメントも散見された。週刊少年ジャンプ連載の『REBORN』が好きだったという人は
「雲雀恭弥が好きすぎて『咬み殺すよ』を口癖にしてた。クラスの打ち上げとか誘われても『群れるのは嫌いだから』と言って不参加だった」
いう人もいた。
他にも、「私はセーラームーンが好きだから。セーラー戦士セーラービーグルとか訳わからないこと言って2~3年活動してたよ」「(高校生の時、自分に)『高貴なる純白の異形』という設定を付けていた」という声も。
「オタクって客観的に見ると痛くて気持ち悪いけど自分がなるとその時が一番楽しいんだよね」
さまざまな黒歴史が見られたが、恥ずかしいと思えるということは、それだけ周囲の目を気にせず没頭できていたということだ。黒歴史が多い人ほど充実した人生を歩んでいるのかもしれない。