やはり結婚式のキャンセル料は桁が違うようだ。コメント欄では、実際に挙式をキャンセルした人らが金額を挙げている。
「結婚式のキャンセル料が150万円。元々は『結婚式はしないでマイホームにお金を回そう』と彼と話し合ってたんだけど、彼の両親が『盛大に結婚式をしないと駄目』と言ってきたからこんな結末に」
「私の友人が結婚式のキャンセル料140万円だったそうです」
人生最高の思い出になるため盛大に結婚式を開こうと思っていたカップルは少なくない。思い出が作れないだけでなく、ただお金を失ってしまったことに対するダメージは計り知れない。
また、結婚式に限らず「2月の旅行、キャンセルして8万飛びました」と旅行を中止したことにより、キャンセル料が発生したという声も多くみられた。
残念だと思う気持ちは察するが、キャンセル料惜しさに旅行に出かけた先で感染してしまったり、自身が感染していることに気付かずにウィルスをまき散らしたりするリスクを考えれば英断だと言えるだろう。
「年パス買ったのに2回しか行けなかった」
「ピューロランドの年パス買って3回いけば元取れるはずが2回しか行けなかった」
「ジムが半年は辞められなくて行けないのに支払いしてる。入会して3週間で行くの自粛した。仕方ないけどもったいない」
レジャー施設の年間パスポート、会員制のスポーツジムなど、事前に一定料金を支払ったにも関わらず、外出自粛や営業停止の影響で”元”を取ることができないという声も多い。さらに、気の毒なケースでは
「目の下のたるみが気になって『整形しよう』と思ってようやく先月決心ついてあらかじめ予約金として3万円支払ってたんだけど、キャンセルというか日付変更したけど、予約金の3万は戻ってこなかった」
と日程変更したことで余計なお金がかかってしまった、という声も。
自身の損失を嘆く人もいるが、中には「キャンセル料を払って懐が無駄に寒くなるのも悲しいけど、お店もキャンセル続きできっと苦しいのだろうと思うと申し訳なさも沸き上がってきて悲しい」と意外にもキャンセル料の支払いに寛容な意見もあった。
終息後には、経済を回すためにお金を使うことが求められる。そのためにも、不要な外出を控えることはもちろん、政府に効果的な経済対策を求めるための声を挙げ続ける必要があるだろう。