コロナマウント?「テレワークの夫を愚痴ったら仲間はずれに」という主婦に厳しい声「泣く泣く働いてる方からしたら面白くない」 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

コロナマウント?「テレワークの夫を愚痴ったら仲間はずれに」という主婦に厳しい声「泣く泣く働いてる方からしたら面白くない」

「贅沢な悩み」という声が寄せられる

「贅沢な悩み」という声が寄せられる

「悪気がないだけにタチが悪い」とはよく聞く話ではあるが、気づかないうちに自分がそんな言動をしてしまうこともある。先月のヤフー知恵袋に「テレワークの夫のことを愚痴ったら、仲間外れに」という相談が寄せられた。

投稿者の女性は夫が2月早々にテレワークになった。子どもたちも休校になり、自身は午前からだったパートを12時から18時までに変更してもらい、家族の食事の支度をしてからパートに出ているという。

しかし、仕事を終えて帰宅すると部屋は見事に散らかり放題。「子どもたちがここぞとばかり寄ってくるのをなんとかあしらいながら片付け、夕食の支度、風呂…と地獄の日々です」と綴る。子どもや夫に注意しても改善せず、悲鳴をあげたいような状況だ。(文:okei)

LINEで陰口「在宅勤務って、正直いいところへ勤めてる人だけだよね」

そんな愚痴を、ついママ友のLINEグループで漏らしてしまった投稿者。そのときはみんな同情的で「うちもうちも」という感じだったそう。しかし後日、投稿者が参加していない別のグループで、

「Kさんのご主人は◯◯だもんねぇ、テレワーク出来てすごいなー。うちは中小だからいつもどおりだよ」
「うちは飲食だから違う意味で地獄」
「在宅勤務って、正直いいところへ勤めてる人だけだよね」

というやりとりがあったという。その後、投稿者がグループにLINEを入れてもスタンプばかりになってしまい、知らないうちに何人か抜けてしまった。

投稿者は、「テレワークしている旦那って、自慢なんでしょうか?」「大手は大手ですが、そこまで年収よくありません」「そんな稼ぐなら私はパートなんてしてません」と嘆き、考えるほど悲しみが募る様子だ。

夫と子どもが家にいてただでさえ仕事が増え、パート先にも頭を下げ、なおかつ夕方以降は忙しくてしんどい、「そのうえママ友たちにまで嫌われて、もう泣けてきます」と胸中を明かし、「この悪い状況をどうしたらいいでしょうか?」と相談していた。

「在宅ネタは安易に話さない」「LINEで愚痴るのがダメ」という忠告も

この相談へのベストアンサーは、誠実に謝るべきという助言だ。この回答者は乳児を抱える都内在住の女性で、夫は報道関係者なので何があろうとテレワークにはならず、「テレワークをしているご主人を羨ましく思う」と綴ってる。

感染リスクを考えて不安な日々を送る中、もしママ友から「テレワークしている夫の愚痴」が送られてきたら、「贅沢な悩みだなと思ってしまう」と明かしていた。

他の回答者からも、同じ会社でもテレワークと通常モードの人がいるため、「同僚同士でも在宅ネタは安易に話さない」という声や、「大人数のグループLINEで愚痴るのがダメ」「同じ環境のママ友以外に話しちゃだめ」など、投稿者に厳しい意見が相次いだ。

「泣く泣く働いてる方からしたら面白くない」「家が散らかってるくらいなんなの?」という批判も複数出ている。

他方、在宅ワークだから上位とか優秀なんてことはないし、「逆に成果が少なければ上司から詰められ、残業代はつかないので7~8万収入減」という人も。テレワークは想像以上にストレスなので、

「ママ友には旦那の収入が下がって大変とか言っといて、旦那さんのテレワークを支えてあげて下さい」

というアドバイスもあった。

キャリコネニュースでも「“コロナマウント”の被害者続出」という記事を掲載している。コロナを利用して心理的に相手よりも有利に立とうとすることを、コロナマウントと呼ぶそうだ。投稿者は、悪気はなかったもののそう認定されてしまったのだろう。つらく余裕がない人が多い今、言葉にはよくよく気をつけた方がいいようだ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ