「対応できている」とした約3割に具体的な対応内容を聞くと、
「職員チーム制度。社員をチーム分けし、日毎にテレワークを実施」(40代男性、営業)
「マスク必須、入場口指定と制限」(40代男性、接客販売)
と「テレワーク」「ソーシャルディスタンスの確保」「消毒」などの感染対策を継続していることを挙げる人が多かった。
勤務先のコロナ対策については、過半数が「とても良いと思う」(11.5%)または「やや良いと思う」(39.7%)と評価。一方で「悪い」と回答した人からは
「経営陣は口先で話題にはするが、対策を講じる気持ちは一切無い」(40代男性、企画マーケティン)
「先にカットすべき事項があったはずなのに、人材を切った」(30代男性、管理)
といった声が寄せられた。また、中には「新型コロナ感染を非公開」(40代男性、企画マーケティング)と職場の隠蔽気質に頭を悩ます人もいた。
このほかにも、各職場の理解しがたい”感染対策”多数寄せられている。
「コロナ対策として免疫を上げる漢方が全社員に処方された」(30代女性、事務アシスタント)
「消毒液はお客様向けで従業員は消毒液を使うな、手洗いで対応しろと言われた」(20代女性、事務アシスタント)
「感染者が出たかもしれないという連絡のために20名を狭い会議室に閉じ込めて説明したこと」(40代女性、システムエンジニア)
他方、急速に広がりを見せたテレワークにおいても「テレワークの際は給与6割カット」(30代男性、営業)と出社せざるを得なくなるような人が多かったようだ。さらには、
「テレワークがはじまった4月ごろはリモートアクセス数に制限があり早いもの勝ちだった。そのためみんなの朝が早かった」(40代男性、システムエンジニア)
といった”珍体験談”も寄せられている。