4位から10位までは上から順に「北海道札幌市」(前回3位)、「福岡県福岡市」(8位)、「埼玉県さいたま市」(41位)、「大阪府大阪市」(5位)、「兵庫県神戸市」(9位)、「愛知県名古屋市」(7位)、「兵庫県西宮市」(22位)となっている。
大きく躍進したのは、今話題の映画『翔んで埼玉』で注目されている「埼玉県さいたま市」(41位から6位)と、西日本で憧れの街常連の「兵庫県西宮市」(22位から10位)。一方、「京都府京都市」は前回2位から11位、「沖縄県那覇市」は10位から13位となりトップ10落ちした。
転入者数を見ると、最も多かったのが「神奈川県横浜市」(21万1610人)で、以降「大阪府大阪市」(19万3301人)、「愛知県名古屋市」(16万108人)、「北海道札幌市」(12万3211人)。8位が「埼玉県さいたま市」(81万582人)、9位「兵庫県神戸市」(78万774人)と、住みたい街ランキング上位の顔ぶれと似ていた。
一方、住みたい街ランキングと転入者ランキングで順位が乖離している街も。住みたい街2位の「東京都世田谷区」の転入者数は11位(6万8131人)、同じく住みたい街3位の「東京都港区」は転入者数36位(2万8960人)だった。「兵庫県西宮市」も住みたい街では10位だったが転入者数は47位(2万1270人)とかなり少ない。
この3市区はいずれも地価が高いのが特徴だ。土地平均価格ランキングでは2位「東京都港区」(1平米あたり150万7778円)、11位「東京都世田谷区」(58万1556円)、37位「兵庫県西宮市」(24万3038円)となっている。住みたいけれども実際はなかなか住めない街、ということのようだ。