また、「自分の子どもにYouTuberの才能がある」と回答した人は4%にとどまり、「ない」(52%)、「どちらとも言えない」(44%)が大きな割合を占めた。子どもがまだ幼い、保護者にYouTuberの経験がない、などであれば判断しにくいのかもしれない。
インターネットを活用して起業することについては、「賛成」(13%)と「学業に影響がなければ賛成」(45%)の合計が6割に迫った。インターネットが一般家庭にも身近になってきたこともあり、「反対」(29%)の2倍近くが肯定的な印象を持っていた。
「稼ぐことを学ぶのも必要」 一方、「子どものうちは元気に遊んで」の声も
子どものうちからお金を稼ぐことに「賛成」(15%)、または「学業に影響がなければ賛成」(66%)と答えた両者を合わせると8割以上が肯定的だった。お金を稼ぐ経験を積むことに一定の価値を感じる親が多いものの、「あくまでも学業を優先してほしい」と考える人が多いようだ。
一方、”反対派”も15%おり、育児に対する考え方の違いが鮮明になった。
子どもが稼ぐことに賛成する理由としては
「お金を稼ぐことは生きていくこと。そのために必要最低限の勉学をしているわけで、勉強に差し支えがないならば、稼ぐということを学ぶことは必要だと思います」
「お金を稼ぐ大変さがわかれば、お金を大事に使うので」
などと子どもの成長や学びにつながるといった声が目立った。一方、反対派からは「子どものうちは元気に遊んで学業に励んでほしいと思います」と、子どもの”本業”に専念してほしいと思う親も少なくはないようだ。