「低賃金の仕事はしたくないから給料を上げることがベスト」
「何時間も走り回って声はり上げて最低賃金はきついよ」
人手不足の改善点が多く寄せられたが、給与を上げることが最も効果的なアプローチという指摘が散見された。
人手不足を嘆く企業は増えているが、「人手不足じゃなくて奴隷不足でしょ」とツッコまれているように、企業の本音は、低賃金で一生懸命に働いてくれる都合の良い”奴隷”がほしいだけなのかもしれない。まずは、給与をアップしてから人手不足に頭を悩ませてほしい。
「企業もお店も多すぎじゃない?」
また、単純に店舗数が多いことが人手不足に繋がっているのかもしれない。飲食店の隣が飲食店というケースは珍しくない。飲食業界は店舗を増やして規模を拡大することが一般的だったが、人口が減少している今の時代において、こうしたビジネスモデルは見直されるべきだ。
「モンスター客を出入り禁止に」
飲食店の人手不足は企業側だけではなく、「モンスター客を全国一律で出禁にできたら接客業で働く人は増えるよ」とカスタマーハラスメントに遭いやすいことも影響している可能性がある。「お客様は神様」というが、中には貧乏神や疫病神もいるため、そろそろこの考え方を改めたほうが良い。
「意地悪なお局や新人をいじめる人間を解雇すれば、みんな辞めないと思う。結局は人間関係だよ」
「職場の人間関係は大事。古株がたとえ仕事ができようが陰湿なイジメ嫌がらせするようなら辞めさせたほうがいいと思う」
敵は客だけではない。ハラスメントを繰り返すベテランスタッフが”癌”になっているケースもある。「人手不足だから~」といってベテランスタッフを切れない職場もあるだろうが、今後のことを考えて大胆な采配を講じる必要がありそうだ。
「お客様に利用してもらう」ではなく、「従業員に働いてもらう」ことが求められる時代であることを企業はよく考えるべきだ。