偏りのある支援策に多くの非難が集中したのを受け、菅義偉官房長官は3日、個人事業主や自営業者への救済措置について発言。緊急貸し付け・保証枠として5000億円の確保の措置を講じるとした。
しかし、これは助成金を出さず、個人事業主や自営業者が借金をするハードルを下げたにすぎない。この発言に、ネット上では不満の声が再燃。
「流石は利子付きの学生ローンを”奨学金”などと偽る国だ」
「このままだと『支援』とは名ばかりの『借金』になりかねません」
「会社勤めの人はお金がもらえて『フリーランスの人は借金できる権利がもらえるので良かったね』ということ?」
支援ではなく、事実上は”借金”を促すだけの政府の措置に納得していない人が多かった。
安倍首相は2月上旬の衆院予算委員会で「多様で柔軟な働き方を後押しする政府としても取り組んでいくべき課題だ」と強調したばかり。フリーランス、自営業者にとっても子育てしやすい国になってほしいものだ。