分担の割合の満足度は、夫の84.0%が満足と回答したのに対し、妻は60.5%となり、約20ポイントの差がついた。
夫が担当している家事のトップ3は「ゴミ出し」(57.5%)、「浴室の掃除」(47.8%)、「食事の片付け」(28.8%)となった。
一方、妻のトップ3は「料理・食事のしたく」(84.3%)、「アイロンがけ」(61.8%)、「洗濯・干す」(59.8%)となり、妻の方が手間のかかるものを担当している傾向が見られた。
緊急事態宣言発出後、分担について「話し合いをした」と回答した人は62.8%。また、「夫が家事・育児をする機会が増えた」という家庭は合計68.1%だった。
具体的に増えたことを聞くと、「子どもと遊ぶ」(58.8%)、「料理・食事のしたく」(44.5%)、「食料品・日用品の買い出し」(41.9%)が上位になった。
「今後も夫婦が協力して家事・育児の分担を続けていきたい」と回答した人は96.5%。家事・育児の両立において重要だと思うものは、「配偶者への思いやり」(65.0%)や「配偶者へ感謝の気持ちを伝える」(57.8%)となった。