セシルマクビー、国内撤退の衝撃 「また青春のひとつが終わりを告げた」と惜しむ声も | キャリコネニュース - Page 2
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セシルマクビー、国内撤退の衝撃 「また青春のひとつが終わりを告げた」と惜しむ声も

日本経済新聞によると、2007年1月期をピークに売り上げは減少。フォーエバー21やH&Mなどのファストファッションの台頭で顧客離れが進み、20年2月期の売上高は全盛期から半減、利益も赤字に転落していた。

さらに、新型コロナウイルスの影響で、2か月以上にわたり全店舗が営業自粛したことが追い打ちをかけた。5月から順次営業再開しているものの、感染者は再び増えており、休業する事態になれば、賃料などコスト負担に耐えられないと判断したようだ。

ツイッター上では、突然の閉店報道に衝撃を受ける人が相次いだ。「セシルマクビーは高校時代にめちゃくちゃお世話になったな」と学生時代を懐かしむ人のほか、「めっちゃ好きだったのに」「また青春のひとつが終わりを告げたわ」と閉店を惜しむ声もあった。

アパレル業界は、新型コロナウイルスで窮地に陥っている。5月には「ダーバン」「アクアスキュータム」などのブランドを展開する老舗のレナウンが民事再生手続きに入った。さらに、7月には米ブルックス・ブラザーズが経営破綻。三陽商会も、東京・銀座の自社の旗艦店が入るビルを売却すると発表している。

百貨店アパレルブランドの決算内容をまとめた東京商工リサーチは「コロナ禍で冷え込んでしまった消費マインドの回復には時間を要しそうで、百貨店ブランドを取り巻く先行きは不透明感が根強い」と考察している。

※キャリコネニュースではアパレル業界で働く人の声を募集しています。
投稿はこちらから→https://questant.jp/q/MO7LB93L

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