新型コロナウイルスで大きな影響を受けた職種の一つが、給食関連事業者だ。休校要請に伴い学校給食が取り止めになり、全国でフードロスが懸念される事態になった。
通販サイト「うまいもんドットコム」では7月28日、「食べて応援!学校給食キャンペーン第2弾」が始まった。同キャンペーンは農水省の補助を受けて実施。本来なら給食に活用される食材を格安で一般向けに販売するというものだ。
銀ダラ150枚、ホキフライ4キロなど食費節約にも!
商品は、魚の切り身などの「水産品」のほか、「加工品」「お菓子・飲み物」「農産物」「畜産品」「その他」の6種類に分類。中には、すでに売り切れとなっているものもあるが、商品は随時追加されている。
給食用であるため、大容量の商品が中心。冷凍銀ダラ切り身(約40グラム)150枚入り(税込2万8026円)、冷凍ホキフライ4キロ(約120個/7776円)、北海道産冷凍サケ切り身6キロ(100~120個/9331円)、秋田県産冷凍むき枝豆2キロ(2160円)などの冷凍品が多く、比較較的保存が効く。
サバ銀紙焼き20枚が1944円、養殖はまち10枚が2106円といった比較的個数の少ない商品もある。とはいえ、家庭で消費するには十分な量で、食費の節約にも活かせそうだ。好きな商品を購入し”食べて応援”してみてはどうだろうか。
第1弾は3月に実施し、注文件数は16万1913件にのぼった(5月7日現在)。サイトを運営する食文化社は「一度の食事で食べるご飯の量を250グラムと仮定すると、お茶わん112万杯分のフードロス削減につながりました」とコメントしている。