【食に興味のある方必見】移住者に人気の宮崎都農町、福井小浜市、北海道鹿部町で食を通じた町づくりに地域おこし協力隊として参加しませんか?
地方移住希望者が増えつつある昨今、各地方自治体での食を通じた町づくりに興味を持ち、地方移住を実現する人が増えている。中でも注目されつつあるのが、各自治体が募集する地域おこし協力隊だ。
地方移住を始めるにあたり、自治体からある程度の報酬を得ることができ、また業務委託契約が多いため副業も可能だ。20~30代での応募者が近年増えており、地元外からの参加者が多く、移住を検討するにあたり既に受け入れ体制が整っているのも魅力だ。今回、その中でも食の仕事に携わる上で既に移住者受け入れの実績もあり、魅力的な地域を紹介する。
●食の宝庫「農の都」宮崎県都農町
都農町があるのは、宮崎県のほぼ中央部。九州の太平洋側に位置し、海と山の幸に恵まれた場所です。東に日向灘、西に尾鈴の山並みが連なる丘陵台地にあり、一次産業が盛んで、一次産品をつかった加工品はふるさと納税の返礼品として大人気です。
都農町は「農の都」と呼ばれ、温暖で日照時間が長く恵まれた自然環境から、野菜や果物、畜産物、水産物など豊富な食材を楽しむことができます。ぶどう、トマト、和牛、ふぐなど、数々の名産品があり、中でも「都農ワイン」は国内外のコンクールでも多くの賞を受賞し世界的に認められた品質。また、全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞3連覇を 果たした宮崎牛、県のブランド品に認定された「金ふぐ」など、たくさんの名物があります。まさしく町名そのままに 「食の都」と言える場所なのです。
また、都農町は「ふるさと納税」で全国寄付額2位という実績があり、2016~2018年には、3年連続で「ふるさと納税 大賞」(楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー)を受賞。うなぎや畜産加工品、農産物、ワインなど、都農町の特色を活かした様々な返礼品が支持されています。ふるさと納税では、地元をさらに盛り上げるため「レシピ開発」など新しい取り組みも積極的に着手。“官民一体”で、自治体と事業者が二人三脚で事業を進めています。
長い歴史を誇るこの町の「次の100年」、健康で豊かな農の都ををつくっていくために現在地域おこし協力隊の募集をしています。求めることは、町に「新しい風」を吹かせること。外から見た都農町の魅力を町民に伝え、これまで内部では生まれなかった考え方・物事の見方を元に、新しいことを提案してほしいと思っています。みなさんが地域に入り込むことにより、都農町のまちづくりに“ワクワク感”が生まれることを期待しています。
「食」にまつわる仕事は、生産・畜養・調理・提供・加工など多岐にわたります。「食を通じて成し遂げたい目標」がある方に、是非お越しいただきたいと考えています。技術や資格の有無は問いません。それよりも、チャレンジ精神・情熱がある方を積極的に採用したいと思っています。 (ネイティブ.メディア引用)
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●京都の和食文化起点の地、福井県小浜市
小浜市は福井県の南西部、京都市の真北に位置した人口2万8000人の町です。全国生産量1位の塗り箸の生産地として知られ、若狭湾の海でとれる豊かな海産物は、昔も今も京都へ運ばれる起点の地として重要な役割を担い、「和食」文化を形成する上で欠かせない町となっています。
また、飛鳥・奈良時代の歴史を遡っても、小浜市は豊富な海産物や塩を天皇家に納めた「御食国(みけつくに)」として知られています。江戸時代から近代では、鯖街道と呼ばれる道を通って、鯖を始めとした豊富な海産物が京都へ運ばれ、平成27年度には「御?国若狭と鯖街道」が、さらに平成30年には「北前船寄港地と船主集落」が日本遺産に認定されています。
地域おこし協力隊ではさらなる「食のまちづくり」を進めるため、一からプロジェクトを立ち上げ、食の産業化を推進するビジョンに共感してもらえる方にきてもらいたいと思い募集を始めました。現在、地域外から来られた3名の地域おこし協力隊員がおり、「農業がやりたい」、「食文化を学んで飲食店を独立開業したい」といった方まで目的は様々です。
今回の協力隊での活動を通じて、小浜の食文化や生産者の想い、歴史的な背景などを消費者に伝えられる伝道師(料理人)になってほしいと思っています。そのため、研修では小浜市内の飲食店で経営ノウハウを学んだり、生産現場の体験などを通じて生産者の想いを感じとってもらいたいと思っています。 (ネイティブ.メディア引用)
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●「日本一住んでみたい漁師町」を目指す北海道鹿部町
鹿部町は北海道函館市より、車で約1時間程度の場所に位置する人口4000人ほどの漁師町です。内浦湾、太平洋に面していることからホタテなどの漁業が盛んであり、特に前浜で水揚げされた鹿部タラコは赤いダイヤと呼ばれブランド品として流通しています。コンブは江戸時代より重要な交易品として用いられ、現在も「献上昆布」と呼ばれるほど高級なものとして知られています。
町内では、拠点となる3つの港があり、海の変化や近年の新しい漁業に対応しながら、漁港に「衛生管理エリア」を設けるなど、「新鮮」かつ「安全」な水産物を届けるための努力を厭いません。道の駅の「浜のかあさん」が教えてくれる、地元の産物を用いた郷土料理や創作料理も名物のひとつになっています。
鹿部町では、このような食や観光によるまちづくりを進め、鹿部町まるごとブランドを構築。 「日本一魅力ある漁師町、日本一いってみたい、住んでみたい漁師町」を目指しています。
「日本一魅力ある漁師町、日本一いってみたい、住んでみたい漁師町」を実現するため、水産業に携わる人を中心とした地域の人たちとともに、これからの鹿部町をつくっていく仲間を募りたく、今回地域おこし協力隊の募集にいたりました。
「地域おこし協力隊」の皆さまには、鹿部町の特産物であるタラコ・コンブ・ホタテはもちろんのこと、町内で水揚げされる全ての海産物をどのようにA級グルメとして実現化させていくか、またPRしていくかなど、「食」にまつわることについて地域の人たちと一緒に、様々なアイデアを考えていただきたいです。 (ネイティブ.メディア引用)