ソニーとパナソニックが「転職人気ランキング」でトップ10入り! 就活生にワースト人気な電機メーカーなのに、なぜ? | キャリコネニュース
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ソニーとパナソニックが「転職人気ランキング」でトップ10入り! 就活生にワースト人気な電機メーカーなのに、なぜ?

jinsei_tenshoku2017年卒の就活生を対象としたアンケートによると、今年度の就職環境で「人気が上がると思う業界」は、都市銀行が1位に輝いた。逆に「人気が下がると思う業界」は、電気機器メーカーが1位となったという(文化放送キャリアパートナーズ調べ)。

特に電機機器メーカーは、「人気が下がる」と答えた就活生が22.2%にのぼり、2位の「地銀・信金」の9.5%を大きく引き離してダントツのワーストだ。学生なりに情報を集めて考えたようだが、職場の選び方として果たして正しいのだろうか。

そこで社会人経験の豊富な先輩たち(22~39歳のホワイトカラー系職種の男女正社員約5000人)を対象に調査した「doda転職人気企業ランキング2015」と照らし合わせながら、この結果を検証してみたい。

若者は「最近のニュース」でイメージを判断しがち

電機機器メーカーを「人気が下がる」とした就活生は、以下のように分析している。

「日系の電気機器メーカーの不振や不祥事がマスコミで連日取り沙汰されており、 業界の勢いのなさが印象づけられているため」(東京大学・文系・女性)
「大手企業が経営不振であるため」(明治大学・理系・男性)

学生なりに考えては見たけれど

学生なりに考えては見たけれど

東芝の不正会計問題やホンハイのシャープ買収など、最近の経済ニュースの影響を少なからず受けているようだ。他の大手電機メーカーでも数年前から大規模リストラが続いており、好ましいネタがなかったのも事実ではある。

しかし就職先にふさわしい会社を探すためには、現在の姿やイメージだけでは判断できない。5年後、10年後の将来性を見越す必要があり、それを見極めるためには直近の目立つニュースだけで判断するのは心もとない。

戦後に就職人気が高かった繊維や石炭、鉄鋼、造船業界の中には、事業環境の変化で姿を消した会社もある。逆に80年代に贈賄事件を起こして経営危機に陥ったものの、復活を果たして2014年に東証1部上場にこぎつけたリクルートのような復活劇もある。

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中途採用求人には世界トップレベルの仕事がズラリ

就活生の評価とは異なり、就職希望者の人気ランキングでは大手電気機器メーカーの名前が上位に見られる。調査時期がややずれるものの、社会人の就職先選びの視点が異なっていることは明らかに見て取れる。

「doda転職人気企業ランキング2015」では、ソニーとパナソニックがトップ10入り。ソニーは、トヨタ自動車とグーグルに次ぐ堂々の第3位に輝いた。パナソニックも8位に食い込み、日立製作所は前年の29位から17位に順位を上げた。数社のイメージだけで業界全体を見切ると、個々の会社のポテンシャルを見落とすことになる。

立ち止まって考えてよかった!

立ち止まって考えてよかった!

「いまどきソニーやパナ?」と思う人もいるかもしれないが、個別の中途採用求人を見てみると考えが変わるかもしれない。そこには「世界トップレベルのシェアを誇るデバイスの設計・開発」や「ビッグデータ分析や機械学習の開発」といった最先端技術に関われる仕事がズラリと並んでいる。

エンジニア以外にも財務や人事など会社を支える管理部門を含め、レベルの高い人材が求められている。組織の課題を解決するために、マネジメント面でのイノベーションも必要なのだろう。高い給与や快適な職場環境も魅力的。ある程度の社会人経験を積んだ後、新たなキャリアを目指す上で、大手電機メーカーは引き続き十分な転職先候補となりそうだ。

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将来性を長い目で見極めようとする人たちもいる

「社名」で決める学生と「仕事」で決める社会人。社会経験が違うのだから、判断基準が異なるのも仕方がない。ちなみに都市銀行の「就職人気が上がる」とした就活生のコメントには「合同説明会でブースに人だかりができているのをよく見かけたから」(明治大学・文系・男性)とあり、分析不足が否めない。

2位の「レジャー・旅行」にも「東京オリンピックがあるので」(名古屋大学・文系・女性)というコメントがあり、五輪後の反動を考えると「そんな近視眼的な理由で就職先を決めてもいいの?」という心配も起こってしまう。

その一方で、レジャーの将来性を「外国人旅行客が増えているため」(京都大学大学院・理系・男性)と長い目で考える人もいる。「doda転職人気企業ランキング」でも全日本空輸(ANA・4位)やオリエンタルランド(5位)、東日本旅客鉄道(JR東日本・15位)などの関連企業が上位に入っている。

なお、dodaの「合格診断」で経歴とキャリアを登録すると、転職人気企業ランキング上位300社のうち、現在募集中の企業から「合格可能性のある企業」を診断し、約2週間後にメールでお届け。さらに合格可能性のある企業の情報提供や応募書類の作成方法を「キャリアカウンセリング」でアドバイスをしてくれる。自分の転職可能性が分からない人は、いちど試してみてはどうだろう。

(企業診断提供:株式会社インテリジェンス)

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■「doda転職人気企業ランキング2015」のトップ10(企業名のリンク先は口コミサイト「キャリコネ」の各企業ページ)。

順位 企業名
1 トヨタ自動車
2 グーグル
3 ソニー
4 全日本空輸(ANA)
5 オリエンタルランド
6 アップルジャパン
7 本田技研工業
8 パナソニック
9 資生堂
10 サントリーホールディングス

※総合ランキング全300社の続きはこちらから

【合格診断サンプル】

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株式会社インテリジェンス doda合格診断事務局からのお知らせ
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インテ太郎様
いつも大変お世話になっております。
株式会社インテリジェンス doda合格診断事務局です。

先日はdoda合格診断サービスをご利用いただきまして、
誠にありがとうございました。先日インテ太郎様にお申し込みいただきました合格診断結果につきまして、ご連絡をいたします。

【診断結果】
転職人気企業ランキング上位30社のうち、書類選考通過の可能性があるのは以下の企業です。
・株式会社A
・株式会社B
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※この結果は、過去弊社が転職をご支援した方のデータを基に判断しておりますので、必ずしも採用選考の通過を保証するものではございません。

診断の結果インテ太郎様は、上記企業の募集求人にて募集要件に近いスキルがあり、合格の可能性があると判断させていただきました。

必ずしも実際の応募結果をお約束するものではございませんが、もしご興味があるようでしたら、応募をご検討されてみてはいかがでしょうか?

応募をご希望の場合には、弊社の保有する数多くのデータを基に、合格可能性がある企業の情報提供や、応募書類の作成方法など、合格に向けて万全のサポートをいたしますので、ぜひdodaの転職支援サービス(無料)をご活用ください。

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株式会社インテリジェンス doda合格診断事務局
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