「コンビニ弁当の工場はいい加減な所だと知りました」実態を目の当たりにし、数日で退職した女性
手軽に食べられて美味しいコンビニ弁当。しかし、その製造現場で働いてみて、買う気が失せてしまう人もいるようだ。京都府に住む40代後半の女性(パート/年収200万円)がコンビニ弁当の工場に初出勤した時のこと。弁当の流れ作業を任されたものの、
「担当社員は出張中で 詳しい作業が分からないまましてました」
と振り返る。ほかに古株の作業スタッフはいたようだが、誰も教えてくれなかったようだ。(文:KZ)
手袋で作業していたら「何やってんだ!箸を使え!」と怒鳴られ……
しかも、お昼になっても休憩がなく「みんなその作業が終わるまで黙々と」仕事は続いた。やっとひと息付けたのは、14時頃だったそうだ。
次の日は、おにぎりと巻き寿司の配置に付いたのだが、ここでも社員が教えてくれることはなく、外国人スタッフの動きを真似て作業に着手。手袋をはめた手で具をご飯の中に入れていたところ、責任者がやってきて
「何やってんだ!箸を使え!」
と、外国人スタッフに怒っていたのだとか。女性が
「それなら『初めから教えろ』と思ったし、やり方が汚くてここのコンビニのおにぎりや巻き寿司は買いたくないと思った」
と憤るのも無理はない。色々と整備されていない環境だったようだ。
こうして休憩がまともに取れないこと、スタッフへの教育・指導が行き届いていないことなどを理由に、女性はこの工場を「2~3日で」辞めてしまったそうだ。過去には他の大手冷凍食品の工場でも働いていた経験があるらしく、そこは「しっかりとしていた」と振り返るが、
「コンビニ弁当の工場はいいかげんな所だと知りました。現在はどうなってるのかわからないけど、二度と働きたくないです」
と懲りた様子で綴っていた。
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