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「この会社が何をしたいのかわからない」社長がダメすぎてコンサルも匙を投げる会社

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自分の働く会社に未来を感じなければ、働き続ける意欲も無くなってしまうだろう。埼玉県に住む20代後半の男性(ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ/年収400万円)は、こんな場面に遭遇して勤務先に大きな不安を感じたという。(文:真鍋リイサ)

それは、「2年前から売り上げが徐々に下がっている」という状況での出来事だった。

「事態を打開すべく外部コンサルを呼んだ際に、そのコンサルに『この会社がなにをしたいのかわからない』と言われたのを聞こえてしまったとき」

他の社員も「この会社をどうしていきたいんだろう」

崖っぷちで助っ人を呼んだら、迷走ぶりを指摘されてしまったのだ。実際、同社の社長は相当リーダーシップに欠ける人物のようで……。

「実際に社長自ら方針を決めることなく、社員にミッションやビジョンを募集したり、自分がやりたいことだけを決断してそれ以外の重要なことは決断せず」

社長として大事な決断をしないのだから、社員は不安にもなるだろう。その会社では、生産の遅れにまともに対応せず、消費者に商品を届けられない、といったことのほか、

「協賛会社の問題社員からの怒号を無視したりし、今後の関係性についてないがしろにするなど」

といったことが発生しているという。すべて社長がしっかりしていれば……と思うところではある。他の社員も「この会社をどうしていきたいんだろう」と言っていたという。ますます不安が募っている様子だ。

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