パチンコ、スロットのマイナー台といえば? 「『算数』と『国語』」などの声
先日5ちゃんねるに「【急募】いつもホールで自分だけが打ってたパチンコ・スロットあげてけ」ってスレッドが立っていた。僕自身マイナー機種は正直大好物だ。なにせメジャー機種のあるシマは稼働が高くて騒がしい。一方で不人気以前に「そもそもこれはどういう台なんだろう」レベルのマイナー機になると人が寄り付かない。そういうのを打つのが昔から好きだった。
同じような人は結構いるもので、マイナー機種を打っていた頃の感想なんかを書き込んでいる連中の声をちょっと引用させていただきたい。
「『セイクリッド7』は初打ちでクソハマって毎日打ってたら1週間後に撤去された。もっと早くに知っていれば」
「『ラーゼフォン』、あれ手抜き臭すごかったけど、かなりの良台やと思うんやが」
「ダイイチの『犬夜叉インフィニティ』。1万円あれば数回役物楽しめて万発も狙えてわい的に神台やった」
「『算数』と『国語』やな。クソ台臭がすごくてワイ以外触ってんの見た事無かった」
『算数』とか『国語』ってのは実際そういうパチスロ機種名でリリースされたもので、たしか「学習パチスロ」みたいな名目で、遊技中に問題を解けるとかなんとか。
僕は『国語』しか触ったことがないけど、パチンコ客の知能を高める目的で導入する店もわずかにあったんだよね。懐かしい。いつの間にか撤去されてたっけ。
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本当のマイナー機種はネットでも話題にならず、打ち手も機種名を覚えていない!
もちろん僕も数々の不人気台を好んで打ってきたんだけど、そういう機種は攻略サイトでもろくに記述がないのでデータが揃ってない段階で打つことがほとんど。せいぜい設定ごとの機械割ぐらいしか分からないし、コイン単価もこの割からおおよそ予測するしかない。だけどそれがなんか楽しいと感じることが多かった。
「多かった」と過去形なのは、今はもうマジでどこの馬の骨かも分からない機種が出ることがなくなったからだ。そんなマイナー機種の中でも印象的なのが岡崎産業っていう、従業員35人のメーカーが出した、なんとかかんとかジャックポットというパチスロ機。
名前が思い出せない。それどころか筐体デザインも思い出せない。こういうのは5ちゃんねるの機種板でもスレッドが立たないので、まさにブラックボックスこれがまたリリース当初から情報が皆無に等しかった機種で、ARTで増やすタイプながら突入条件とか、連チャンの仕組みとか、全然明らかにされてなかった。液晶なんかなくて、デジセグでARTのG数とかを認識するようなシンプルなものなんだけど……。
演出もチープだけど大げさじゃなくて、静かに打つには最高だったんだ。そしてこの台、本当に出玉性能(純増2.0枚って表記されてたけど、体感はもっと下)が低くて、ほとんどのギャンブル依存症ユーザーには見向きもされなかったのだ。ところが打ってみると変に面白くて、なにせ解析情報がないから諸々予測して打つしかなく、その予測しながらの遊技が楽しかった。
しかも多分凄い甘かったのか、マイナーだけど設定を入れてたのか、それともこんな台と相性が抜群だったのか、打てば打つだけお金が増えるという。もちろん出玉はしょぼいので、1日数時間打って数千円のプラスとか、そういう具合だったけど。
一時期はこれを目当てにホールに行くようにもなったぐらいハマってしまったが、その割に名前も思い出せないというね。なんか筐体上部に風船みたいなランプがついていたような……で、そのランプの色でセットストック示唆がどうのこうのと、小冊子には書かれてたように記憶するんだよなぁ。ジャックポットと言いつつジャックポット機能とかはなかったはず。余計に意味がわからないよね。いや、実はジャックポットも搭載していたのかも。
岡崎はジャックポットの名を冠する機種を色々と出しているので、ちょっと機種の一覧とかも検索したんだけど……どれも微妙に記憶の中のマシンと違うんだよなぁ。ってか本当に岡崎のマシンだったのだろうか。ジャックポットって書いてあるから、僕が勝手にそう思い込んでるだけのような……。収支表アプリにも「岡崎のジャックポットART」としか書いてない当時の自分のバカ!
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