社長が失踪して倒産!新入社員にローンを組ませる怪しいエステ会社から脱出した女性 | キャリコネニュース
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社長が失踪して倒産!新入社員にローンを組ませる怪しいエステ会社から脱出した女性

画像はイメージ

新卒で入社した社員に「やたらとローンを組ませる」、つまり借金させるような会社は信用できない。千葉県の40代女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収650万円)は、新入社員として入ったエステ会社で起きた驚愕の体験を寄せた。

「入社してすぐくらいから異変を感じました」

と切り出し、歪んだ実態を打ち明けた。(文:篠原みつき)

どういうこと?「従業員=お客様」という考えの企業

エステ会社といえば華やかなイメージを持つ学生もいただろうが、内情はかなり劣悪だった。

「従業員=お客様という考え方をする企業でした。信販会社と組んでいて、社員にやたらとローンを組ませる」

自社の商品やサービスを従業員に購入させる、いわゆる「自爆営業」の類なのだろう。さらに金銭面でのルーズさも目立った。

「営業の歩合が言われていた金額と異なる、入金が遅れる、給料日の振込も遅れたりなどありました」

給料の遅配は、企業の資金繰りが悪化している典型的なサインだ。社員にローンを組ませるのも、手っ取り早く現金を確保しようとしていたのかもしれない。

退職の数か月後に「経営者が失踪して倒産」

会社の末期的な状況を察知したのは女性だけではなかった。「その時点から退職者が増えて、私もそのタイミングで辞めた」という。

見切りをつけたのは正解だったようだ。

「その数ヶ月後に経営者が失踪して倒産しました」

給料もまともに払えない状況で、最後は経営者が逃亡するという最悪の結末。ただ、女性自身も無傷では済まなかった。

「次決めずに自己(都合)退職で辞めたので、失業手当が直ぐ貰えず、しばらくフリーターをして再就職しました」

倒産してからであれば会社都合退職となり、失業手当もすぐに受給できた可能性があるが、泥船から脱出するのが先決だったのだろう。

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