【電力・ガス業界編】やりがいを感じる企業1位は大阪ガス「若いうちから仕事を任せてもらえる。見合った評価もしてもらえる」
企業口コミサイト「キャリコネ」は8月2日、「電力・ガス業界の仕事にやりがいを感じる企業ランキング」を発表した。電力・ガス業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「仕事のやりがい」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
1位は「大阪ガス」で、仕事のやりがい評価は5点中3.64。2位以降、「九州電力」(3.39)、「東京ガス」(3.34)、「北海道電力」(3.27)、「関西電力」(3.06)と続く。
「最長で子どもが満3歳になるまで育児休業、小3まで時短勤務も可能」
1位の大阪ガスのやりがいについては、
「関西のエネルギー基盤、社会基盤を支えている使命感を持って仕事をすることができます。一般的なインフラ企業と異なり、チャレンジングな社風があり、新しいことにも積極的に挑戦できます。個人の裁量も多く、若いうちから仕事を任せてもらえます。それに見合った評価もしてもらえるので、やりがいのある会社です」(その他職種/30代前半男性/年収650万円/2017年度)
といった口コミが寄せられた。京阪神を中心に事業を展開する「大阪ガス」は、1897年(明治30年)に設立され、1905年にガス供給を開始した。2000年に電力小売自由化がスタートしてからは電力事業にも進出。完全自由化となった2016年からは一般家庭にも電力の販売を始めた。
社員のワークライフバランスに関しては、最長で子どもが満3歳になるまで取得できる育児休業、小3まで利用できる短時間勤務、在宅勤務など、さまざまなサポート体制を整備。出産や育児によるブランクが今後のキャリアパスに影響しないよう、職場復帰プログラムも用意されている。
また、女性の採用比率や管理職比率のアップにも積極的に取り組んでいる。「くるみんマーク」を取得したり、「なでしこ銘柄」に選定されたりと、こうした取り組みは外部からも評価されている。
長時間労働削減への取り組みに関しては、ノー残業デーや退館時間のルールの設定、会議の短縮化などを行っている。2019年3月期の有価証券報告書によれば、平均年間給与は約667万円。