せっかく決まった仕事でも、実際にやってみると「自分には向いてなかった」と感じて辞めてしまうことがある。特に営業や窓口など、客と直に接する仕事で挫折する人は多いようだ。
宮城県の20代女性が向いていないと感じた仕事は「太陽光発電のテレアポ」だった。
「電話で怒鳴られるのもそうですが、電力会社のふりをして電話をしていくグレーな仕事なので罪悪感で精神的に辛くて1日でやめました」
と苦しかった仕事を明かした。そもそも最初から仕事内容に問題がありそうだ。(文:林加奈)
「さっき通帳預かったオバサンどのお客様だろうと悩みます」
茨城県の40代女性も、「昔々、銀行の窓口をやっていました」と、向いていなかった理由を語った。
「私はもともと、人の顔を覚えるのが苦手です。そのため、窓口に来て少しだけお話をして通帳をお預かりしただけのお客様の顔を覚えているわけがありません。50代のオバサンが5人いたら、さっき通帳預かったオバサンどのお客様だろうと悩みますし」
1日に何人もの客に対応しなければならない窓口の業務で、客の顔を一人一人覚えるのは至難の業だ。
「一番悩ましいのは高齢者のお客様です。お名前を呼んでも耳が遠くて聞こえないお客様が多く、本人に向けて声を掛けたいのにお年寄りの顔が全部一緒に見えてしまい『ステイ状態』に」
接客のたびに固まっていては業務は滞る。そんな状況を打開すべく、女性は「30歳で見切りを付けて転職しました」と、投稿を結んでいた。
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