年功序列で「仕事を全くしない主任」が課長に昇格した結果 「精神的に病み辞めていく人が続出」【前編】 | キャリコネニュース
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年功序列で「仕事を全くしない主任」が課長に昇格した結果 「精神的に病み辞めていく人が続出」【前編】

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どんな仕事であっても修羅場はできるだけ回避したいものだが、台風の目のような上司がいた場合は不可避だろう。長野県に住む30代前半の男性(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御/正社員・職員/年収500万円)から、

「課長が代替わりしてから職場がぐちゃぐちゃになり修羅場を経験しました」

という書き出しの「職場の修羅場エピソード」が届いた。(文:okei)

年功序列で「仕事を全くしない主任」が課長に昇格

「前課長が定年退職となり、当時主任だった人が次の課長に任命されました」。新課長の人物像をこう明かす。

「この人の事を少し説明すると、主任時代から仕事は全くせず、自分のパソコンで動画を見る、ネットサーフィンをする、会社携帯で私用の電話をする(もちろん通話料は会社持ち)などやりたい放題でした。周りにも全く慕われていませんでしたが、そこは年功序列でこの人が課長に上がりました」

サボリが目立つ人物が持ち上がりで課長職に就任。それでも、「課長になってから少しの間は今まで通りサボってる程度だったので、周りも慣れている事もあって」大きな事態は起きなかった。

しかし、課長がおかしくなり始めたのは、昇格してから2年ほど経った頃からだった。

「突然現場の主力社員を他部署に飛ばしたり、全く仕事が出来ない社員を管理職に上げたり、主任に課長業務を押し付け、やらせるなどパワハラ全開な行動を始めました」

「主力社員を飛ばすことに関しては当然周りは猛反発。しかし『もう決めたことだから』の一点張り。その代わり未経験の新人を雇い『人数は前と同じだからできるよね?』と現場に押し付ける始末」

仕事しないだけならまだしもメチャクチャな人員配置で職場を混乱に陥れたのだ。案の定、部下たちのメンタルはガタガタと崩れていく。

「全く仕事ができないのに管理職になってしまった人や、課長業務を押し付けられ続け、毎日夜遅くまで残業していた主任たちは次々に鬱病を発症。長期休暇や退職していくという状態になりました」

「一般社員達も課長から直々に無理難題を押し付けられ、精神的に病み辞めていく人が続出しました」

という地獄のようなありさまとなった。それでも課長はやり方を変えようとせず、課内全員から「あの人は頭がおかしくなった」と言われていたという。しかしそんなある日、

「課長が突然会社に来なくなりました」

と事態は急展開をみせる。このあと男性は、課長がおかしくなった理由を知ることになる。【後編へ続く】

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