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新入社員の退職が続出する悲惨な職場を目の当たりにした人から投稿が寄せられた。奈良県の60代女性は、過去に勤務していたその会社について
「大量に採用していましたが、ほぼ全員と言って良いほど辞めて行きました。結局残っているのは、居座っている高齢者ばかりでした」
と、当時を振り返った。(文:林加奈)
毎年のように新卒者が入社するも、1年もてば良い方だった
特に若者の離職率が高かったようだ。
「毎年のように新卒の高校生や時には大学生も入って来ましたが、1年も保てば良い方でした。それでもまだ新卒の若い女の子は、大事にされている方でした。当時は、高齢の会長もいて、孫と同世代の若い子には特に優しく接していましたから」
一方で、他に仕事がなく、仕方なく働いていたバツイチ女性は残り続けていたらしい。会社には寮があり、「離婚して行き先のない」女性も多く働いていたという。
「パートで働く通いの女性達も離婚者が多く、既婚者に対するパワハラは特に酷いものでした」
従業員のほとんどは女性だったそうだが、すぐに仕事が見つかる若者や男性はすぐに辞めていったということだろう。
「会社に持って行った物はなくなりました」盗難も多発!?
さらに女性は「そこの世界は何でもありでした」と話を続ける。
「お金を貸してくれと言ってくる人も何人かいて、もちろん返さない人もいました。そして、大抵は強い立場にある人でした。入って間もない弱い立場にいる者は、仕事を教えてもらえないとか、不利な立場にあるため断れなかったりもしました。それでも今とは違い若くはない者にとっては、辞めると次の仕事があるかどうかもわからず耐えるしかありませんでした。会社に持って行った物はなくなりましたし、そこは無法地帯のようなところでした」
金をせびられたり、盗難にあったり、従業員にとっては苦痛でしかない職場だ。辞めていくのは当たり前だろう。なおその会社は、
「会社は家族経営でした。その経営者に色気で迫り、有利な立場に立とうとした年増の女もいました。今は売り手市場になり、また、高齢者が多かったその会社にいた何人かは亡くなり、その会社の従業員は会社を存続するのが難しいくらいの数です」
といい、経営存続の危機にさらされているようだ。
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