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夏のボーナス、社員は0円! でも「役員賞与は数百万円」 年収900万円男性「納得いかない」と怒り

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会社員の楽しみと言えばボーナスだ。6月に入り、夏のボーナスが支給された人たちから喜びの声が寄せられる一方、もらえなかった、少なかった、という不満の声もたくさん届いている。

東京都の40代男性(事務・管理/年収900万円)は、夏のボーナスが「0円。昨年度は3000円」だったと投稿。昨年もボーナスとは言い難い金額だが、ないよりはマシだっただろう。(文:天音琴葉)

業績は好調だったのに減額の人は「転職しようと考えてます」

男性はボーナスがなかった理由について「業績不振かもしれない」と続けたことから、勤め先では、業績に連動して賞与額が変わる業績連動型賞与を採用しているようだ。ところが

「役員賞与は数百万円なので納得いかない」

これでは一般社員のモチベーションはだだ下がりだ。

業績は伸びたにもかかわらず、ボーナスが減額だという投稿も寄せられた。神奈川県の40代男性(営業/年収950万円)は、まだ支給されていないが、「昨年度よりも少なくなる」と聞いているそう。

「業績は伸びましたが、減額みたいです。愛社精神もないので、キャリアの価値が下がる前に転職しようと考えてます」

神奈川県の50代男性(技能工・設備・交通・運輸/年収450万円)は、「毎年3万円」とのこと。端からボーナスを当てにしていないそうで、「投資で稼ぐ」と明かした。

そもそもボーナスがない人もいるだろう。鹿児島県の40代男性(営業/年収350万円)は「毎年ボーナスは0円です」とし、「増えるなどはなくて羨ましいだけ」と結んだ。

そういえば昔と違い、ボーナス払いなんていう言葉もほとんど聞かなくなった。最近は、年間のボーナス回数を2回から1回に減らし、代わりに月給を上げるという大手企業もあるようだ。確かに、ボーナスより月給のほうを増やしてもらいたいという意見もある。だが一方で、ボーナスは会社員の楽しみだ。車や家電を買う、家族旅行をするなど、ドカンと大きな買い物をしたいだろう。

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