セブンイレブンは8月25日、「期間限定!黒毛和牛のすき焼き丼」を発売した。東北、関東、甲信越、北陸、東海、近畿、中国、四国エリアで順次発売となっているが、その価格は税込799円と、コンビニ食の中では、お高めの値段設定になっている。
ネット上では「高ぇ…」という声が挙がっている。約800円のコンビニ弁当のクオリティはいかに。キャリコネニュースも食べてみた。
しっかり味のしみた柔らかい牛肉に、半熟のとろりとした黄身が絡まる
何店舗か回らなければと思ったが、1軒目に向かった都内セブンイレブンで普通に買えた。白米とすき焼きが別々になっている二段弁当スタイルだ。コンビニの牛丼は肉の割合が少ないイメージだったが、パッと耳で具材の半分程度が牛肉のようだ。
ほかにも半熟卵、白菜、豆腐、しらたき、玉ねぎ、にんじん、ネギと具材がしっかり入っている。レンジで加熱すると、醤油と砂糖で甘辛く煮た、食欲をそそる匂いがする。まず牛肉だけ食べると、想像していた以上に柔らかくて驚く。噛むたびに肉とタレの旨味が広がる。
半熟卵を割ると、肉にとろりとした黄身が絡まりマイルドな味わいになる。ほかの具材にもしっかり味が染み込んでいるのでごはんが進む。何より具材、特に肉が多いので「肉が少なくて残念」感がまったくなく食べ進められる。
価格は多少高いものの、この肉の量で、このクオリティの丼がコンビニで手に入るのはさすがセブン、といったところか。何よりこの夏場、自宅ですき焼きをするのも面倒だ。簡単に味のしみたすき焼きを食べられるのは嬉しい。期間限定なのでぜひ一度試していただきたい。