現代社会の理想の働き方は?「昔より技術が発達してるんだから6時間がベスト」「週5の1日5~6時間でいい」 | キャリコネニュース
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現代社会の理想の働き方は?「昔より技術が発達してるんだから6時間がベスト」「週5の1日5~6時間でいい」

理想に反して残業を嘆く人も

理想に反して残業を嘆く人も

働き方改革に伴い、ライフワークバランスの重要性が叫ばれる昨今。仕事と私生活の充実を望む人も増えつつある。その実現に会社の協力は欠かせないものだが、果たして現状はどうだろう。

神奈川県の40代女性(年収650万円)は、週4日の1日7時間勤務が理想だという。「家事をこなすなど私生活を有意義に過ごすには、これくらい必要」と綴る。しかし現状は、週5日、1日9時間勤務。これについて、

「定時に上がろうと仕事をこなしても、出来ない、またはやらない人の分が回ってくる。それで帰れない」

と不満をこぼしている。(文:鹿賀大資)

「残業代を目当てにダラダラと働く従業員が増えている」

東京都の40代女性は「定時に帰れることがまずない」といい、「定時の勤務時間となる8時間」が理想だという。実際は1日12時間と残業が多い。とはいえ残業が減ると、手取りも減ってしまうため、

「いっそのこと裁量制にして、見込み残業代をもらいたいです。そうすれば、やるべき仕事が終わったらその日は帰れるなど、本当の裁量労働が出来るのではないかと思っています」

と書いている。

契約社員の茨城県30代男性も「残業ありきの仕事量」に辟易している。それでも以前より改善されたが、「残業代を目当てにダラダラと働く従業員が増えている」とのこと。現在は8時間勤務だが、1日6時間勤務がいいという。理由について、

「1日8時間労働は昔の工業労働者向けのルール。機械やネットが発達した現代なら、当時は8時間かかった仕事も効率的に出来るのではと考える」

と持論を述べている。

「短期集中型の方が生産性は上がると思います」

大阪府30代女性は、商社勤めで年収450万円。働き方の理想は「月~金は働くとしても、1日5~6時間でいい」という。そうすることで「無駄な時間もなくなる。短期集中型の方が生産性は上がると思います」と語る。

そんな女性だが、会社はテレワークや時差出勤を実施しておらず、「1日9時間の通常出社を強いられています」と明かす。

「会社は『体調不良者が出ても関係ない』というスタンスです。また『テレワークや自宅待機は自由に選択してもいいけれども、その間は当たり前に無給になる』と言っています」

女性としては家族がいるため、出来れば外出は避けたい。しかし「無給では暮らしていけません」と会社の冷遇を続ける。

「コロナ対策にしても結局、優先されるのは男性社員です。それに『女性社員はいてもいなくてもいいので、大いに休んでくれてもOK』という風土」

女性は「男性社員で会社を回していると思っている非常に昭和な会社です」と述べ、「男女差別を強く感じています」と不満を募らせている。

※キャリコネニュースでは引き続き理想の働き方は週何日勤務ですか?【アンケート】月々の食費についてに関するアンケートを募集しています。

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