東京からテレワーク移住するなら富山県小矢部市がアツい! 家を建てると最大100万円、免許取得に10万円の補助金も | キャリコネニュース
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東京からテレワーク移住するなら富山県小矢部市がアツい! 家を建てると最大100万円、免許取得に10万円の補助金も

テレワーク移住におすすめの場所は?

テレワーク移住におすすめの場所は?

新型コロナウィルスの感染拡大以降、テレワークがすっかり普及した2020年上半期。通勤がなくなり、家賃の高い都心に住む必要性を感じなくなったビジネスパーソンも少なくないはずです。その結果、都心を離れてリモートワークできる地方移住に注目が集まっています。

以前、キャリコネニュースでも在宅ワークに適した街を紹介しました。その中で大きく注目された街があります。それが、富山県小矢部市です。小矢部市は、富山県西部にある石川県寄りの人口約3万人の自治体です。

小矢部市は北陸の交通の結節点となっており交通の便がよく、金沢市内へはクルマで30分強、富山市内へも1時間と周辺の大都市へのアクセスも良好。東京にも新幹線で3時間弱、飛行機なら2時間弱で到着します。

こうした利便性以外にも、まだ隠れた魅力があるのでは? 今回はリモートワーク普及で注目されつつある、富山県小矢部市に向かい、さらなる魅力に迫ってきました。(文:柚木ヒトシ)

移住したい!でも「免許もってない」「ペーパードライバーだし」の人も無問題!

話を聞いたのは、小矢部市企画政策部定住支援課の荒井さん。同市は富山県の西部に位置する市ですが、文化的には石川県の影響を強く受けているといいます。

小矢部市の魅力とは?

小矢部市の魅力とは?

「小矢部市は、もともと加賀藩に位置しており、現在の石川県と一緒だったんですよ。金沢へのアクセスがよく、買い物や通勤、通学で金沢に通う人も少なくありません。それでいて金沢より家賃は割安。まさに地方移住を検討されていて、お得に住みたい人には好条件だと思います」

小矢部市は金沢までは30分強で、県庁所在地の富山市より近いです。平日は在宅ワークをし、週末だけ金沢で買い物をしたり、のどぐろや甘海老、香箱蟹などの海の幸を堪能したりすることができます。近くにアウトレットもあるため、「衣食住で困ることはまずない」とのこと。

アウトレットもある!

アウトレットもある!

また、小矢部市は富山県の他市からの移住も多いのですが、その理由のひとつに、市が定住支援策として行っている“引っ越して家を建てたら最大100万円の補助金を支給”という制度があるとのこと。なんという大盤振る舞い!

さらに、小学生から中学3年生までの医療費はすべて無料。これは「富山県内では小矢部市がいち早く始めました」とのこと。子どもを育てる上での環境はとても整っているといえるのではないでしょうか。

しかし、都内に住む人にとって地方移住のネックの一つとして”移動手段の問題”があるのではないでしょうか。富山に移住するとなると、やはりクルマは必須。「でも、オレ免許持ってないし……」という人もいるはず。

「クルマの免許持っていない方向けに、最大10万円の教習費の補助金を支給しています。それから、免許を持っているけどペーパードライバーだという方には上限1万円で講習費を出しています(※小矢部市内の自動車学校に通った場合)」

メルヘン建築のある自然いっぱいの街、駅前にはコワーキングスペースも

クルマも家も手厚い補助金が出る小矢部市。ここまで市の移住支援についてお伝えしましたが、実際にどんな街なのでしょうか。市内を歩いて環境をチェックしてきました。田園風景が広がる小矢部市内ですが、建物にも特徴があるそうです。荒井さん曰く、

こちらがメルヘン建築(大谷中学校)

こちらがメルヘン建築(大谷中学校)

「小矢部市の小中学校や公民館はデザインがちょっと変わっているんです。当時の市長が建築士の資格を持っており、市内の学校や公民館などの施設は有名建築風のデザインになっています。市ではこれを”メルヘン建築”と呼んでいます」

のんびりするのにぴったり

のんびりするのにぴったり

ほかにも、休日やテレワーク中の息抜きに訪れたいスポットも充実しています。ランドマーク的存在の「クロスランドおやべ」は、全高118メートルを誇るタワーで、砺波平野の散居村が一望できます。空気がおいしい広大な芝生で思いっきり寝転ぶもよし、ボール遊びをするもよしです。

砺波平野が一望できます

砺波平野が一望できます

もちろん自宅以外で仕事ができるシェアオフィスも整備されています。石動駅前にはフリーWi-Fiが使えるコワーキングスペースが入った4階建てのビルが立地しています。4階はシェアオフィスになっているので、リモート会議も静かな場所で安心して行えますね。

コワーキングスペースも!

コワーキングスペースも!

一軒家購入費用は東京の半分以下! 2500万円で土地付き一戸建てが手に入る!?

ここまでさまざまな魅力をお伝えしましたが、実際に移住して生活した場合のコストはどれくらいなのでしょうか。荒井さんに聞くと、

「賃貸物件ですと、40~50平米ほどで間取り1DK?2LDKだと家賃5万円前後です。ただ、小矢部市民は一軒家を購入する人が多いです。坪単価は10万円程度。 土地が500万円、家が2500万円程度、計3000万円前後になるのが一般的です」

一軒家となると、都内なら5000万円は下りません。ぶっちぎりで安いですね。

そして、暮らしで大切なのは日々の食事。こちらもウリはたくさんあります。小矢部市は海に面していないですが、「富山湾の新鮮な海の幸は絶品です。白エビや赤イカなどねっとりしたお刺身が好きなら絶対に気に入っていただけると思います」。

魚好きには嬉しい

魚好きには嬉しい

「あとは、卵がとにかくおいしいんですよ。富山県内の卵の生産量は小矢部市がもっとも多く、市内にはいくつか鶏卵場があります。ぜひ一度食べにいらしてください。たまごかけごはんで有名な『おやたま食堂』で新鮮な卵が食べられます」

卵が美味しい!

卵が美味しい!

そんな小矢部市、オーダーメイド型の移住体験ツアーを行っており、「事前に電話で言っていただければいつでもOKです!」 とのこと。この記事で紹介したエリアもいろいろ回ってくれるそうです。

もう、東京を離れてもいいんじゃない?

そんな思いがここ数か月でより強まってきた方は、ぜひ小矢部市移住を検討してみてはいかがでしょうか。とりあえず、おいしい卵かけごはんが食べたい!

取材協力:小矢部市企画政策部定住支援課

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