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オタク男性が婚活でやりがちな失敗「相手がわからない話を延々としてしまう」を回避する方法

どうしたらいい?オタクの婚活

どうしたらいい?オタクの婚活

オタク向け結婚相談サービスとして登場し話題になった「とら婚」。ツイッターでは婚活についての相談に答えており、その回答内容に注目が集まることも多い。

中には「初対面で、共通の作品や趣味がない相手とコンタクトした場合何の話ができるのでしょうか」「友達が1人もいない男性って婚活需要低いですかね?」といったオタクならではの相談も寄せられている。実際、オタクは婚活においてどのような点に気をつけるべきなのか。

「相手女性がオタクだとしても人間の心理は一般的な婚活と共通」

とら婚のチーフアドバイザー成田さんによると、ツイッターではオタク・非オタク関わらず大学生から40代くらいの男女から悩みが寄せられているという。

「婚活アプリ利用者や、他社の相談所で活動している人から、主に現在婚活しているが上手くいかないケースの相談、お相手の見極め方法、婚活相手の嫌な部分についての相談、婚活の不利有利についての質問が寄せられています」

成田さんはオタクの婚活の大前提として「オタクに限ったことではなく、結婚生活を意識した上で、お互いへの思いやりや結婚生活が可能かどうかを現実的に考える思考が必要になります」と説明する。

その上で、男性は「相手がオタクだとしても人間の心理は一般的な婚活と共通」「男女で考え方に違いがあるため、男性がOK=女性がOKにはならない」ということを理解する必要があると述べる。

趣味の話ばかりしていると「この人結婚する気あるの?」と思われてしまう

オタク男性の”やりがちな失敗”を聞くと、「好きなオタクコンテンツを無理やり女性と共有しようとすること」を挙げる。

「基本的に女性は趣味の共有を求めていません。男性が好きな作品を共有しようと、相手がわからない話を延々と喋ってしまうケースがよくあります。何度会っても婚活の話題に一切触れないため『この人結婚する気あるの?』もしくは『話が合わない=価値観が合わない』と思われてしまいます」

そこで意識したいのが「自分の話したい話だけをするのではなく、女性の話もしっかり聞く」ということだ。相手の視点になって、相手が楽しく話せているか、話したいことは何なのかを考えながら接することが大切だ。

マッチングに影響する要素は婚活方法によって違ってくる。最初は、マッチングアプリだと写真、パーティーだと見た目やトーク力が重要になってくる。そして、結婚相談所では結婚に関する総合力で見られる傾向があるという。その後の決め手については、

「年収が重視されるのは勿論ですが、家事や育児に対しての考え方やスキル、お互いに話し合いが出来るかなど、”女性視点”での目に見えるメリットが重要視される傾向があり、やはり総合力が決め手となります」

だと説明する。婚活の中で、自身の趣味を記載しているだけでは話のきっかけにはなってもアピールにはならない。その趣味が結婚生活・家庭環境・子どもにどのように影響するのかという方が重要のようだ。

「まずは”異性の視点”になって結婚後の生活を考えてみてください。家事や育児は一人で行うものではありません。趣味を捨てたり変えたりする必要はありませんが、2人で生きていく未来を考えた上で、”家族との生活”を考え婚活して行くことが重要です」

趣味が同じでも「巨人ファンと阪神ファンだと犬猿の仲に」

女性に対しては、「自身が重要視する項目を今一度整理してください」と話す。年収などの条件、容姿、住まい、性格、学歴、価値観などを上げるとキリがない。結婚後の生活を考えて何が重要かを考えるべきだという。

オタク女性の婚活失敗例としては「自分の好きなことを相手に話すことができないまま婚活を続け、疲れてしまい辞めるパターン」が多く見られるという。中には、好きなコンテンツの話をしたら相手もその趣味を始めてくれたが、前述の通り趣味を共有したいのではなく「趣味を理解して欲しいだけだったのに」と感じる人もいる。

逆に男性は趣味を共有したい人が多いため、「相手の趣味も一緒に楽しめるのであればそれを武器に使うことも可能です」という。

では、自分の趣味を相手に尊重して欲しい場合はどうすればいいのか。成田さんは「相手とのコミュニケーションでもしっかりそのことを伝えてください。本心を話せる間柄になるとその後も上手く行きやすいでしょう」とコメントする。

趣味の合う人を探している女性だと「野球なら、巨人ファンと阪神ファンだと犬猿の仲になってしまう場合があります。趣味より考え方が合うかどうかを見て行くほうが結婚相手の選び方としては正しいです」とも話す。

「基本的に無理をしたり、間違った努力をしたりして婚活疲れを起こす女性が多いです。婚活上でのポイントは、素を出せる人を探すこと。男性は察することが苦手な傾向があるので、勇気を出して自分のことを話し、遠回しではなくしっかり話し合ってみてください」

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