賃貸より‟持ち家派”の声「物件のグレードや住民の質が格段に高い」「田舎なら買ったほうが安い」 | キャリコネニュース
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賃貸より‟持ち家派”の声「物件のグレードや住民の質が格段に高い」「田舎なら買ったほうが安い」

持ち家が向いている人の条件って…?

持ち家が向いている人の条件って…?

住居を巡る論議に終わりはないのか。持ち家の必要性を主張するキャリコネニュース読者からは、

「高齢者は賃貸契約や更新の継続が難しい」(60代女性/群馬県)
「自分の資産になるから」(20代男性/京都府)
「田舎では家を買ったほうが安い。そこまで固定資産税もかからないし、迷惑な隣人による近所リスクも少ない。要は住んでいる地域によります」(40代男性/北海道)

といった声が寄せられている。東京都の30代男性も「条件によっては」と持ち家を推奨する一人だ。男性は自身が持ち家を購入した経験から、持論を展開させる。(文:鹿賀大資)

住宅購入後に転勤、新築を賃貸に出し「900万の臨時収入」

男性は6年前に、3LDKのマンションを約5000万円で購入した。立地については「都内でも郊外、あまり人気のある区ではないが」という。しかし購入直後、会社から転勤を命じられてしまった。男性は「予定外ではあったが」と当時について振り返る。

「買ったばかりの新居を4年間、定期借家契約で賃貸に出すハメになった。しかし、その期間の家賃収入はトータルで約900万円。転勤先では会社持ちの社宅に住み、住居費の負担は殆どなかった。よって900万円の臨時収入が入ったことになる。賃貸では、この種の臨時収入は起こり得ない。私にとっての転勤はリスクではなかった。むしろ資産を増やすチャンスと転じた」

返済状況については、住宅ローン減税による控除が大きく「この6年間、実質家賃タダ」と明かす。それに加え物件価格も当初より6%値上がり、現時点で売りに出しても「約5500万円にはなる」という。こうしたことを踏まえ、賃貸について言及する。

「管理費や修繕積立金を考慮しても、マンション購入の方が絶対に安い。持ち家でローンをしても、最大35年で支払いは終わる。だが賃貸は一生、死ぬまで家賃を払い続けることになる。賃貸派は事実上、終身ローン。それを負わされていることに気づいていない。実家や子どもの家に転がり込むなどの手段を使わない限りは、死ぬまで家賃を払い続けることになる」

持ち家のほうが圧倒的に有利な人の条件とは…

さらに男性は、自身の近隣マンションの家賃相場を引き合いに出す。男性曰く近隣の家賃は「月20万円ほど」といい、自身の過去6年分の返済状況と比べ「大損している」という。男性の試算および見解は以下の通りだ。

「家賃20万円で6年間住むと、20×72か月=1440万円。分譲か賃貸かで、これほどの差が付いてしまう。それに賃貸より分譲の方が、物件のグレードや住民の質も段違いに高い。ある程度の物件価格帯になると、購入審査が厳しくなるため隣人トラブルも殆ど発生しない」

その上で男性は「家を買った方が圧倒的に有利。QOLしかり、資産形成しかり」と結んだ。ただそれには「首都圏在住・都心勤務・妻子あり・長期で一か所に住む」という自身の条件も付け加えている。また、家族構成や住む場所によっては「賃貸が有利に働く場合も考えられる」とも書いている。

※キャリコネニュースでは引き続き「持ち家は必要だと思いますか?」【アンケート】オタ活で貧乏な人に関するアンケートを募集しています。

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