2022年卒、コロナ禍の就活事情は?インターン参加率は7割、地方ではオンライン選考に前向きな人が4割 | キャリコネニュース
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2022年卒、コロナ禍の就活事情は?インターン参加率は7割、地方ではオンライン選考に前向きな人が4割

2022年卒の就活事情

2022年卒の就活事情

ポートは11月17日、2022年卒業の大学生における就活意識調査の結果を発表した。調査は9月末~10月中旬に実施し、2022年に大学を卒業予定のキャリアパーク会員303人から回答を得た。

これまでにインターンシップに参加した学生は71.9%だった。なお、「都市部」(73.9%)と「地方」(64.6%)では約10ポイントの差がついていた。

訪問しやすさもあってか都市部では「OB・OG訪問」が地方より多い

一方で、就職セミナーにおいては、地方の81.5%が参加しており、都市部の75.6%を上回った。

エージェントサービスへ登録をしている人は全体で49.8%。都市部と地方でも大差なかった。

いま行っている就活対策を聞くと、最多は「就活情報の収集」(82.5%)だった。2位以降は「自己分析」(76.6%)、「業界・企業研究」(65.3%)、「就活サイトなどへの登録」(61.7%)、「自己PRなどの材料作り」(48.8%)と続いた。「特に何もしていない」は5.9%だった。

地方部が都市部を上回っている対策は、「筆記試験対策」「就活情報の収集」「面接の練習」だった。一方、都市部では「OB・OG訪問」が地方より多く、都市部だからこそ訪問しやすい点が現れていた。

調査元はリリースで、「都市部はインターンの参加機会が多いことや積極的に参加する就活生が多い一方、地方部は就活情報やノウハウの習得に熱心に取り組んでいることが考えられます」とコメントしている。

オンライン選考には前向きな意見が多数

就活に使っている時間は「1日に1時間以上」が約半数。10月時点で「1日に4時間以上」費やしている人も5.3%いた。

就活で心配なことの上位3つは「選考がうまくいくかわからない」(39.6%)、「内定をもらえるか分からない」(38.6%)、「アピールできる強みや経験がない」(34.7%)となった。

新型コロナの影響でオンライン選考が主流となっているが、オンライン選考を導入している企業には「優先的に応募したい」(27.1%)、「応募したい」(46.9%)という声が集まっている。

今年6~7月に実施した2021年卒業生への調査は69.9%で、少し増加した。都市と地方の違いでは、地方の「優先的に応募したい」が41.5%となり、都市部の23.1%を大きく上回った。

オンライン選考が特に良いと思う点は、どの項目でも地方が都市部を上回った。特に上位には、「移動時間が短縮できる」「交通費が節約できる」「遠方の企業に応募しやすくなる」「多くの企業を受け入れられる」などが挙がった。

他にも、選考の内容について「服装など見た目で判断されにくい」「雰囲気よりも発言内容が重視される」といった声も約1割あった。

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