胴元が必ず儲かる仕組みのパチンコだが、幸運にもトータル収支がプラスの人もいる。勝ったり負けたりを繰り返しながらも、投じた金額以上の利益を得ている”勝ち組”だ。おいしい思いをしている彼らに、パチンコをやめる選択肢がないのは当然だろう。キャリコネニュースには、
「パチスロ歴は約25年。トータルで勝っているため、やめようとは思いません。当初の数年間はマイナス収支でしたが、それ以後のトータルでは勝っていますから」(40代男性/IT・通信系)
と猛者たちからの声が寄せられている。(文:鹿賀大資)
「本気で『勝とう』と思うと時間が必要。打つときは1日を潰すつもりで行く」
30代男性(正社員・職員/年収500万円)は、パチンコにのめり込んで15年弱になる。使った総額は「おそらく1000万円ほど」というが、なぜ年収の倍ほどを投じてまでパチンコを続けるのか。
男性は「やめられないので、真剣に勝てるように努力しました」と答える。おそらく台回りの研究をしたり、統計を取ったりしたのだろう。その甲斐あって現在は「年間収支は余裕のプラスです」と明かすが、過去に負けていた時期もあるため「通算の収支はトントンぐらいですかね」と付け加える。また、
「本気で『勝とう』と思うと時間が必要なので、打ちに行く時は1日を潰すつもりで行かなければならず、それが悩みです」
とも述べている。パチンコで幸運を引き寄せるには、粘りも必要なようだ。これが男性の努力によって導き出された、勝てる法則の1つなのだろう。
「昔は月20万円ほど勝っていたが、デジタル化に苦戦」という人も
30代男性(正社員・職員/年収400万円)が、パチンコを打ち始めたのは大学時代だ。それ以来、10年間にわたりのめり込んでいる。今までに投じた総額は「収支をつけていない時期もあるが、おそらくプラマイゼロ」と明かす。
「学生時代は、熱心に研究していたのでプラスだった。しかし勤め出してからは、お金に余裕ができたことから、趣味打ちが増えてしまい負け込んだ。現在は所帯を持ち、家計の足しにするために、学生時代以上に研究していて収支はプラス」
収支は運次第という見方もあるが、過去の負け分を取り返す成果を上げるため、並々ならぬ努力をしたに違いない。
ほかには、
「パチンコ歴47年。昔は月20万円ほど勝っていたが、今はデジタル化に苦戦。出る台と出ない台が、極端になっている。しかも今はハマる台の方が多い。最近では勝つ割合が少なくなり、打てば負けるといった感じ。だから遊び程度で打っている」(60代男性/パート/年収200万円)
という声も寄せられている。
※キャリコネニュースでは引き続き「パチンコなどギャンブルがやめられない人」や「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。