P&Gは1月25日、「新生活様式とヒゲ剃り」に関する調査結果を発表した。調査は昨年12月にネット上で実施し、20~59歳の有職男性500人から回答を得た。
“ステイホーム”習慣でヒゲ剃りの頻度に「変化があった」と回答したのは21.6%。普段よりヒゲ剃りの頻度が「減った」と答えたのは78.7%だった。
面接で”顔を全部見せてほしい”と言われた
ステイホーム以前のヒゲ剃りの頻度は「1日1回」(47.2%)が最多。一方、ステイホーム期間中は「2日に1回」(23.1%)が最も多く、次いで「3日に1回」(22.2%)、「4日に1回」(12%)などと続いた。「ヒゲを剃り忘れてしまった経験がある」という人も34.6%いる。
「整えてないヒゲ」を隠す意図でマスクをした経験のある人は25%。うち半数は「ヒゲをマスクで隠して失敗した経験がある」(47.2%)と答えた。回答者からは、
「面接で顔を全部見せて欲しいと言われた」(40歳)
「謝罪の際にマスクを外すハメになった」(39歳)
といった声が挙がった。このほかにも「顔認証で外さないといけなくなった」(26歳)、「クライアントとの会議中にコーヒーを出されて、飲まざるを得ない状況になった」(28歳)などの体験も寄せられた。
朝にヒゲを剃ったにもかかわらず、「夕方には伸びてきたと感じる」と回答したのは53.8%。さらに、3人に1人が「外出先でヒゲを剃りたいと思った経験がある」(38.2%)と答えた。回答者からは、
「起床時に出発時間ギリギリでヒゲを剃る時間が取れずに外出することになったとき」(28歳)
「気になる女性と急遽食事に行くことになったとき」(54歳)
と油断したタイミングで「しまった」と思った体験談が寄せられている。
また、コンビニ等でカミソリなどを購入して「外出先でヒゲを剃った経験がある」という人は40.3%。だが、うち9割は「失敗した」(87%)と答えた。
具体的には「剃刀負けをして血が出た」(50.6%)が最多。次いで「肌荒れを起こした」(36.4%)、「剃り残してしまった」(35.1%)、「シェーピングクリーム等をつけられず、うまく剃れなかった」(16.9%)などと続いた。