飲食・レジャー業界を退職してアルバイト探しする人が増加 コロナによる時短営業や外出自粛が影響か | キャリコネニュース
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飲食・レジャー業界を退職してアルバイト探しする人が増加 コロナによる時短営業や外出自粛が影響か

飲食業界を退職してアルバイト探し……

飲食業界を退職してアルバイト探し……

マイナビは3月26日、「非正規雇用に関する求職者・就業者の活動状況調査(1-2月)」の結果を発表した。調査は3月上旬に実施。1~2月に非正規雇用で仕事探しをした、もしくは新たに非正規雇用の仕事をはじめた15~69歳の男女1,555人から回答を得た。

仕事を探した人の数は、前回調査(11~12月)と比較して、アルバイト・派遣社員・契約社員・嘱託などすべての雇用形態で微増した。伸びが最も顕著だったのはアルバイトを探した人で、1.2%増の12.9%。探した人の属性は、「学生」(39.8%)が最多だった。

仕事探しにもコロナが影響

探したアルバイトの職種で上位を占めたのは「販売・接客・サービス」(28.2%)、「オフィスワーク」(26.1%)、「飲食・フード」(25.3%)。

アルバイトを探した理由は「貯金をするため」が最も多く44.8%。「自分の生活費のため」(41.2%)、「時間を有効に使いたいため」(24.6%)、「仕事を辞めた・辞める予定(自己都合)」(23%)がそれに続いた。

自己都合による退職でアルバイトを探した人の割合を職種別に見ると、「飲食・フード従事者」が最多で36.6%。これに対し、会社都合による退職の場合は「レジャー・アミューズメント従事者」が最多で11.8%。コロナによる時短営業や外出自粛の影響がうかがえる結果となった。

コロナの余波は仕事探しの難しさを聞く項目からも垣間見える。仕事を探すのが「難しい」と感じた人の割合は、アルバイトで31.7%(前回比マイナス2.2ポイント)なのに対し、契約社員では47.2%(前回比マイナス2ポイント)。同調査は「コロナ禍で先行きが不透明なため、より正社員に近い契約社員の新規採用には慎重になっている企業側の様子がうかがえる」と結論づけている。

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