学習塾の栄光ゼミナールは7月8日、「今年の夏休みの過ごし方に関する調査」の結果を発表した。調査は6月にネット上で行われ、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者532人から回答を得た。
今年の夏休みに、子供に最も取り組んでほしいと思うことを聞いたところ、小学生の保護者では「4月から夏休み前までに塾で学習した内容の復習」(51.3%)、中高生の保護者では「4月から夏休み前までに学校で学習した内容の復習」(54.6%)がそれぞれ1位となった。
小学生の保護者の約8割 「学習が計画通りに進んでいるかチェック」
夏休み中の学習計画をどのように立てる予定かについては、小学生と中高生の保護者の間で大きな差が見られた。小学生の保護者では「子供が1人で学習計画を立てる」は6.4%に留まったものの、中高生の保護者では44.6%となった。
また、夏休み中の子供の学習に関して、必要になりそうな「保護者のサポート」を聞いたところ、小学生の保護者は「計画通りに進められているか、子どもの学習の進捗を確認すること」(79.5%)、中高生の保護者は「メリハリをつけて学習できるように声掛けすること」(44.3%)が1位となった。
また、コロナ禍で迎える今年の夏休みの期待や不安には、
「去年は外出が減った分、英検の勉強をする時間ができたので、今年も英検受験のために時間を使いたいと思っています」(小6保護者)
「メリハリをつけて学習に集中できるように楽しい計画も立てたいが、感染に配慮しながらだと何かと難しい」(中2保護者)
「去年は外出できることが少なく、夏休みの思い出があまりなかったです。今年は調べる学習に力を入れて博物館訪問などしたいと思っています」(小5保護者)
といった声が寄せられた。