上司の「できませんじゃなくて、やれ!」に部下が反発 では何と言えばよかったのか?
6月3日、2ちゃんねるに「上司『出来ませんじゃなくてやれ』←これ」という謎のタイトルを掲げたスレッドが出現した。スレ主はひと言、「お前がやれよ」とだけ書き残している。
どういう場面での発言なのか確認できないが、おそらくスレ主は「この仕事をやってくれ」と上司に仕事を指示されたが「できません」と答えたために、「できませんじゃなくて、やれ!」と命令されて立腹しているのではないかと思われる。
「できないものはできない」VS「やる前から諦めんな」
この書き込みをめぐって2ちゃんねらーたちは、無理難題な要求を高圧的にしがちな上司に対するさまざまな愚痴を書き込んでいる。
「上司から仕事頼まれるってのはお前には出来ると思ってるから頼んでるんだぞ←嘘つけ面倒くさい仕事押し付けてるだけやろ」
「出来ないことを出来るって言われるのが一番困る」
あるユーザーは、上司から「これ明後日までに出来る?」と尋ねられ、「今の状況がこうでこうなので厳しいです」と説明して回答したところ、「つべこべ言わずにやれ」と言い放たれたと憤っている。
「だったら最初からやれって言えよ」
頑張って出した仕事の成果は、どうせ「会社の役員や株主に優先的に配当」されて「自分の仕事は楽にならない」として、暗にサボタージュを呼びかける人も。その一方で、仕事を断る部下を批判する書き込みもある。
「出来る出来ないじゃねーんだよ。やるんだよ」
「やる前から諦めんな。とりあえずやってみろ」
「無理と分かって頼む上司」には好感のコメント
スレッド全体では、上司の指示に従うのは「会社に雇ってもらってる以上しょうがない」としながらも、言い方を工夫すれば印象が変わる、という指摘が目に付く。一番人気があったのは、こんな上司とのやりとりだ。
「『なんで無理とわかっていることをやらなきゃいけないんですか?』って率直に聞いたら『一応やったけどできなかったってことにしたいから、頼むよ』って言われたことはある」
この書き込みには「ワロタ めっちゃいい上司」と好評価のコメントが。「頼む時にそう言えるか頭ごなしに命令するだけかの違いは大きい」「上手いこと本音と建前を使い分けられる人の下に就きたいわ」と共感する人たちもいた。
このほか、不満を抱きながらも指示に従いやってみたら、「意外と出来てビックリするところまでがあるある」と経験談を明かす人も。上司に言い方の工夫を求めるのであれば、部下も「できません」以外の答え方を考えてもいいはずだ。
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