過疎地へ移住「世帯年収は200万円になりましたが、無駄のない充実した生活を送っています」と語る男性 | キャリコネニュース
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過疎地へ移住「世帯年収は200万円になりましたが、無駄のない充実した生活を送っています」と語る男性

画像はイメージ

「実家の農業を継ぐかたちでマスコミ系の職業から個人事業主として転職」

こう切り出すのは、鹿児島県に住む40代前半の男性だ。世帯年収は200万円。決して経済的に豊かとはいえない状況のなか、男性はどのような生活を送っているのだろうか。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/CPG04M4S

「日中は農業、夜間は前職を活かしたスキルマーケット」

男性は妻と子どもが1人の3人家族。現在の生活感については、次のように語った。

「都市から過疎地へ移住し、世帯年収は会社員の頃より4分の1程度になりましたが、余計な出費もなく日中は農業、夜間は前職を活かしたスキルマーケットで無駄のない充実した生活を送っています」

今は世帯年収200万円だが、5年後には「農作物の反収(※編注 一反当たりの収穫高)も上がり、肉親より事業を譲渡され、現在の年収の数倍ほどとなる見込みです」という。将来に希望を持つ男性だが、

「情報源がネットしかなく、地デジも電波障害で制限され、書店なども十分にない。常に意識を外に向け、ニュースやトレンドを取り入れなければ子どもの発育にも影響を及ぼす」

と田舎暮らしゆえの不満もこぼしていた。

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