キャリコネニュースでは、現在の世帯年収について感じていることをアンケートで募集している。世帯年収1400万円の30代男性(神奈川県/メーカー系/正社員/既婚)は、
「特に困ることはないが税金が高い。各種手当・補助金もない。不妊治療を行っているため、その費用がかなり大きい」
と不満をこぼした。不妊治療は今年4月から保険適用が始まったため、負担は多少軽減されるかもしれない。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/CPG04M4S
世帯年収1500万円の30代男性「10年後にFIRE目指す」
世帯年収1500万円で30代前半の男性(東京都/IT・通信系/正社員/既婚)は「金銭面で困っていることはない」と何ともうらやましい声を寄せた。具体的な家計状況については、
「(資産は)キャッシュ1100万円、不動産なし。株式800万円です。家賃13万2000円、食費5万円です。10年後にFIREを目指しているので月間貯蓄率45%とボーナス全貯蓄で年間700万円を目安に資産増加を目指しており、40歳時点で金融資産1億円を想定しています」
と明かした。早期リタイアで不自由なく暮らすために、着実に資産形成ができているようだ。
世帯年収1400万円の30代女性「投資は一切やってない」
FIREを目指し、積極的に資産運用に励む人がいる一方で、
「投資は一切やってない」
と語る人もいる。世帯年収1400万円の30代後半の女性(神奈川県/金融・保険系/正社員/既婚)だ。女性の世帯には4000万円の貯蓄があり、保有している車とマンションはいずれも中古で、ローンはない。「新築」や「新車」に惑わされず、堅実な暮らしを重視しているのだろう。普段の生活感については、
「旅行は近場へ年2回程度。外食は仕事の時間により左右されるので、コンビニで済ませる」
と明かす女性。同じ世帯年収帯でも、家計管理や資産運の方針にこれだけ差があるのは興味深い。