「日本は貧しくなった」と実感する瞬間「インスタがプチプラばかり」「両親の若い時の世帯年収超えてるのに家を買えない」 | キャリコネニュース
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「日本は貧しくなった」と実感する瞬間「インスタがプチプラばかり」「両親の若い時の世帯年収超えてるのに家を買えない」

画像はイメージ

「日本は貧乏になった」と言われて久しいが、各個人はどこまで実感しているだろう。ガールズちゃんねるに7月下旬、「みなさんは、日本は貧しくなったと感じますか?」と問いかけるトピックが立った。

トピ主は、最近よくメディアで「日本は貧しくなった」「物価が安い国になりさがっている」と話題になるが、自身もそれを感じることがあるため危機感から質問を書き込んでみたようだ。(文:okei)

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「何年かぶりに銀座歩いたけど、なんか違う」

この質問にトピックの返信コメントは

「昼のワイドショーやインスタがプチプラ特集ばっかりで察した」
「ブランドバッグ持っている人が減りました。電車のなかでも毛玉つきの服を着ている人が増えました」

など身近なところで日本の貧しさを実感した女性たちからの声が相次いだ。

遊びに出かけた先での光景が以前と違うことに驚愕する人もいる。

「何年かぶりに銀座歩いたけど、なんか違う。歩いている人の高齢化かつ服装のラフ化。駐輪場が町中にあって、宝くじの行列がやけに目立っていた」

デパートや高級品店へおしゃれして出かける銀座のイメージが変わってきたことなどがうかがえた。諸外国に比べて物価が安いためにディズニーランドなど観光地に外国人観光客が目立つようになった、といった声もあった。

大卒の初任給が「昭和生まれの私」とほとんど同じ

収入や将来への不安、希望のなさを書く人も少なくない。

「稼いでるはずなのになぜか貧乏。貧乏というか将来の不安がやばい。両親の若い時の世帯年収超えてるはずなのに家なんて買えない。なんで両親は買えたんだろう」
「今の子の初任給と昭和生まれの私の大卒の初任給がほとんど同じ。二十年以上前なのに変わってなくてびっくり。日本だけ時が止まってるのかと思う」

といった切ないコメントも。1970年代には右肩上がりで増え続けた大卒初任給は、90年代から頭打ちとなり、以降20万円前後で推移している状況だ。

「昔のように子供何人もいて新築マイホーム新車当たり前の時代は終わったんだよ」

という指摘には多くの人が共感し、例によって『クレヨンしんちゃん』の家族をうらやむ声もある。また「高齢でも無理して働いてる人がいること」「年金の受給する年が10年あがったからね昔は55歳でもらえた」などと老後の不安を畳みかける人も。何があったのか

「35年生きてきて一番貧乏。こんなな貧乏人生になると思わなかった」

と絞り出すように書く人もいて切ない。

一方で、「テレビがない、家に風呂がないとかそういう時代よりはいいかと……。スマホとかめっちゃ便利じゃん?」など、庶民が全体的に貧しかった頃と比べてフォローする声もチラホラ。自分の子ども時代と比較し、「今なんて塾行くなんて当たり前じゃん」と現在の余裕を説く人もいた。

しかしこれには「塾関係者です」という人から

「昔は専業主婦家庭の子供、今は共働き家庭の子供が多く通っています。半分くらいは一人っ子。1人の子供に、共働き世代が資金を注ぎ込んでいるだけで、平均的には昔より厳しくなっていると感じます」

といった実感を語る声が出ている。親のリストラで受験を諦めるケースについても書いていたが、確かにありそうな話だ。そのほかにもさまざまなフォローはあったが、ことごとくツッコミが入り日本の貧しさを実感させられる内容となった。

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