圧迫面接で有利なのは「耐え抜く姿勢」か、それとも「徹底的に言い返す姿勢」か? | キャリコネニュース
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圧迫面接で有利なのは「耐え抜く姿勢」か、それとも「徹底的に言い返す姿勢」か?

圧迫面接を受けたことがありますか? 面接担当者が威圧的な態度で批判的な質問を繰り返しながら、受験者の反応をみて評価をつけていく方式の面接です。例を挙げると、こんな感じでしょうか。

「もし営業以外の、希望しない部署に配属されたらどうするの?」
「もちろん配属されたところで精一杯頑張ります」
「そんなこと言うけどね、やりたくない仕ことに力を注ぐのって難しいよ? 君はまだ学生だからわからないだろうけど。君、うちの会社向いてないよ」

会社や面接担当者によっても意図はマチマチ

(マンガ:ユズモト)

(マンガ:ユズモト)

この圧迫面接、どのような意図をもって行われているのかというと、どうも「圧迫面接を耐え抜く精神力があるか」とか、「場の空気にのまれず冷静に受け答えができるか」といったことをチェックしているようです。

それでは圧迫面接に当たったときには、どのような対応をするのが正解なのでしょうか。私はどちらかというと「私はこのように考えていますが、おっしゃることももっともだと思います」という風に答える「耐え抜きタイプ」です。

就職したホテルの面接でも批判的なことを言われたときには、全てこのように返した結果、採用されました。クレーム対応の場面などでは、相手を否定せずに冷静に対応していくスキルが要求されるので、その点で問題なさそうだと評価されたのかもしれません。

だからといって、どの会社でも「耐え抜く姿勢」がよいとされるわけではありません。私の知人女性は、某企業の面接にて圧迫面接にあった際に「もう落ちてもいい」と思い、徹底的に言い返したそうです。

何度批判されても「私はそうは思いません、なぜなら…」という具合に、反論しまくったのだとか。絶対落ちたなと思ったそうですが、結果は合格。その後、最終面接まで進み、その会社に採用されました。

入社した後に知ったそうですが、面接担当者の中で自分に一番良い評価をつけてくれていたのは、その圧迫面接を担当した人だったそうです。「自分の意見を主張する力」が評価されたのですね。その会社は「革新」という言葉を好む会社なので、彼女の性格と社風がマッチしていると思われたのかも知れません。

このように、企業や面接担当者によってどう答えるのが正解なのか判断することは難しいので、圧迫面接に当たったときにも深く考えず、思うようにやってみるのがいいのかなと私は思っています。それで落ちたら「合わない会社だった」ということなので、諦めもつきますしね。(文:ユズモト)

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