「近所で通り魔が捕まっていない!」 そんな理由で面接日を変えてもらうのはダメ?

Q&AサイトのOKWaveにこのような相談がよせられていました。相談者のrinahamuさんは20代前半の女性。ある理由で、就職面接の日時を変更してもらいました。

それは、その日の未明に地元で通り魔による殺人未遂事件があったから。犯人はまだ逃走中で、相談者さんは「まさか地元でこんなことがあるとは…」と動揺し、怖くて面接の日程をずらしてもらおうと会社に電話しました。

回答者は冷ややか「自分が被害に遭ったわけでないのに」

え…近所でそんな事件が…

え…近所でそんな事件が…

すると会社の担当者から、「明日は?」と聞かれました。相談者さんは「明日もまだ怖いです」と答えたところ、翌週にずらしてもらえましたが、最後に「失礼します」と電話をブチッと切られてしまったそうです。

相談者さんは会社の対応に不安を覚え、「やはり面接日程をずらしてもらうのはマイナスなのでしょうか…。教えてください」と相談しています。

相談の日付でニュースを検索してみると、確かに背後からいきなり刃物で刺す手口の通り魔事件があり、犯人はまだ捕まっていないようです。近所に住んでいる人たちからすると、強い恐怖心があるのでしょうね。

しかしこの相談に対しては、回答者から「会社からの印象は悪くなったはず」というコメントが寄せられています。

「自分が被害に遭ったわけでないのに外出できないのなら、採用しても頻繁に休むでしょ。(電話対応が邪険だったのは)『怖い』だけで外出も出来ない人を雇う気がないからです」(l4330さん)
「行きかえりにタクシー呼んで使えばいいじゃない。そういう応用や代案も思いうかばずに、ただ感情でだけ行動するのは仕事向きではないといえます。じゃあつかまらなければあなたはずっと外からでないのかって話ですよ」(manmanmannさん)

「そんな対応するのはいい会社じゃない」と同情する人も

相談者さんはこの回答に対し、通り魔のようなことがなければ安易には休まないと反論しています。しかしl4330さんは、

「通り魔以外に、暴走自動車が駅前に突っ込んだとか、痴漢が出たとか、不安な出来事は毎日の様にニュースになってるからね」

と、言い訳になる事件は頻繁に起こりうると疑問を呈しています。その一方で、もしムリに外出して被害に遭ったとしても誰も責任を取ってくれないとして、面接回避は仕方ないと同情する人もいます。

「(相談者を批判する人は、もしも被害にあっら)むしろ『殺人犯がうろついているのに出掛けるなんて』と罵倒するような人でしょう。(会社の対応も)横柄な態度で電話を切ったことからもあまりスキルのある人間ではないと推測されます」(tarutosanさん)

そのうえで、今回のことが理由で採用されなかったとしても「正直そんな対応をする人がいる会社はいい会社ではない」と推測しています。

相手が気分よく対応できる「予定変更のマナー」とは?

このほか、通り魔が怖かったのは仕方がないとしても、会社とのやりとりは、もっとうまいやり方があったと指摘する人もいます。回答者のhue2011さんは、自分の都合で相手の予定を変えてもらう場合は、必ず「代替の提案」をするのがマナーだと言っています。

「そうでなければ『明日はだめ』『明後日もダメ』というもぐらたたきをすることになり、その都度相手の提案を否定することになるからです。相手のプライドを傷つけまくります。代替の提案なら、その日なら大丈夫、という宣言をしたことになります」

確かに電話をかける前に、自分の恐怖心で頭がいっぱいになってしまうのではなく、相手がどう思うかを考えて、会社の担当者が気分よく予定を変更できるような方法を取ることも大事かもしれませんね。(ライター:Makiko.N)

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