結婚式をめぐって友人3人と絶縁した女性 「行きたいけどお金がないから難しいかも」と言った友人の雑な返信ハガキ【前編】
学生時代は仲が良くても、結婚を機に友人関係が整理されることは珍しくない。千葉県の30代女性(営業/年収500万円)は、
「高校時代、クラスで仲の良かった友人3名と、自分の結婚式を機に縁を切りました」
と淡々と綴った。(文:草茅葉菜)
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「これまでのAの自己中心的な振る舞いが走馬灯のように思い出され…」
まず絶縁した一人目の友人Aは、「ネガティブでメンヘラ気質で、なんでも自分の話に持って行ってしまう自己中心的なところがある」といった人物だった。
しかし趣味の話が合う面白い人で、社会人になってからも月に2~3回は飲みに行く仲だったという。結婚式に招待したいと連絡したところ、
「行きたいけどお金がないから難しいかも」
と返事が返ってきた。女性は「足代は出すつもりだが無理はしないで大丈夫」と伝え招待状を送った。その後は特に連絡がなかったが、返信の締切を少し過ぎてから「欠席」に丸だけ付けた返信ハガキが届いたという。
「辛うじて“御”の字は消されていましたが、メッセージも謝罪も言い訳も何も書かれていませんでした。もちろんLINEやメールもなし」
欠席の理由は謎のままだったが、後から別の友人に聞いたところ、
「A自身の恋愛がうまくいっていない時期だったようで、他人の結婚など祝いたくないという気持だった」
ということのようだった。女性は
「それでも私ならハガキに謝罪や欠席の理由を書いたり、お祝いの品を贈ったり、式当日に祝電を打ったりしたと思います。 これまでのAの自己中心的な振る舞いが走馬灯のように思い出され、『こんなときでも自分のことしか考えられない人なんだ』と思い知り、それ以降疎遠にしました」
と友人Aに対して呆れてしまった様子だ。ところが、女性が呆れた相手はAだけでは済まなかった。【後編につづく】
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