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「結婚も不利になると思う」奨学金480万円に頭を悩ませる30代女性

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最近は、約半数の学生が奨学金を借りているというが、卒業後、返済に苦しむ人も多い。岡山県の30代後半の女性(岡山県/契約社員/年収200万円以下)もそのうちの一人だ。返済に対する率直な気持ちを綴った。(文:長田コウ)

「高校の成績の関係で有利子を選択せざるを得なかったが、いくら返済しても終わりがないような気がしている。大学の成績でも判断してもいいのではないか」

女性が奨学金として借りたの480万円で、月々の返済額は2万3000円だと明かす。完済まで20年弱かかりそうだ。

3回連続で滞納したらブラックリストに載る「普通の借金取りと一緒ではないか」

将来の不安についてもこう語る。

「結婚や他のライフステージでパートナーに話さなければいけないので、不利になるとは思う」

また、「3回連続で滞納したらブラックリストに載せるのは普通の借金取りと一緒ではないか。高校生の時に先生から説明があれば、親も了承するだろうし簡単に選択してしまうような仕組みなのが不満」と、奨学金制度自体の問題点も明かしている。

年収が低いと、なおさら負担が大きくなる。女性のように結婚や将来を意識して心理的にも追い詰められているとしたら、あまりにも気の毒だ。

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