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「思っていたのと違った…」新卒入社した会社をすぐ辞めてしまう人の就活から見えてきたこと

画像はイメージ

2024年新卒は、いよいよ佳境を迎えています。リクルート社の調査によると、2023年7月1日時点の内定率は83.2%、進路確定率は69.7%となっています。約7割の人が現時点で就職先の意思決定をしたことになります。(文:キャリアアドバイザー 坂元 俊介)

一方で、この時期になると弊社には、2023年4月に入社した新卒社会人の方から、

「入社した会社と合わず、転職を考えています」
「思っていた仕事と違い、6月で退職しました」
「研修が終わり本配属されると、内定者時代に言われていた配属先とは全く違う配属先になったのですが、異動願いって叶うものなのでしょうか?この部署だと転職したいのですが」

といった、早期退職に関する相談が入ってきます。

こうした新社会人たちに「なぜ今の会社を選んだのか?」「どういう就活をしていたのか?」を聞くといくつかの共通点が見えてきました。

自己分析と企業分析が足りていない

(1)「何となく」で入社する会社を選んでいる

・行きたかった会社の最終選考に落ちた後に、内定を貰った会社に決めた
・就活を早く終わらせたかったので、一番最初に内定が出た会社に決めた
・内定を貰った会社の中で一番大きかった会社に決めた

これらは、自己分析や会社分析をちゃんと行うことなく、就活の流れや会社規模などで「何となく」入社する会社を決めているパターンです。

(2)「自分以外の誰か」の意見で入社する会社を選んでいる

・いくつか内定を貰った中で、両親が良いという会社に決めた
・内定を貰った時に、友達からの評判が良かった会社に決めた
・兄がその会社おススメだよ、と言った会社に決めた

こちらは最終意思決定する際に、自分の意志とは別の誰かの意見に大きく決定の要因が占められているパターンです。

(3)「憧れだけ」で入社する会社を選んでいる

・ずっと憧れていた業界の会社から内定が出たので、その会社に決めた
・憧れの先輩が行った会社から内定を貰ったので、その会社に決めた
・説明会に行った時に、カッコいい先輩社員に憧れて、その会社に決めた

「憧れ」の感情に引っ張られ、しっかりと考えることなく、意思決定しているパターンです。

どのパターンにおいても、自己分析と企業分析が足りてないと言えるでしょう。就活とは、「自分がどういう環境で頑張れるのか、どういう仕事が向いているのか、将来何をしたいのか」を分析し、その上で「自分の希望を叶えられる会社はどこか」を結びつける作業です。そこが疎かなために早期退職に至っているケースが目立ちました。

2025年新卒のサマーインターンからは企業は、特定の要件を満せばインターンシップで取得した学生情報を採用・選考活動に活用できるようになります。インターンを実施する企業は今後も増えていくでしょう。学生にとっては、早期から企業の情報に振れることができるとともに、就活で自分自身の考えを整理する機会が増えることになります。

しっかりと自己分析と企業分析を行い、「思っていたのと違った」という理由による早期退職をしないような就活をしていきましょう。

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