ランチの日程調整で「仕事だから難しい」と伝えるも「あなたが合わせて」と要求され続けて友人と絶縁した女性
友人と月一くらいでランチを楽しんでいる、という女性は多いのではないだろうか。しかし同時に仕事も持ち、いつでもOKというわけではないだろう。神奈川県に住む50代前半の女性(事務・管理/年収350万円)は、短大時代から交流を続けてきた友人と絶縁した。
なぜなら、2人で会う日を一方的に指定されるようになったからだ。女性は、
「私が『仕事に入る日だから難しい』と話をしても、『私の職場では変更が効かないから、あなたの方が合わせてほしい』と要求され。私のほうは優しい方が多かったために(パートのシフトを)調整してもらったりしていましたが、モヤモヤした気持ちがどんどん膨らんでいきました」
と振り返る。お互い関東圏内に住み、子育てが落ち着いた時期から月1回程度のペースでランチを楽しんでいたそうだが、こんな付き合い方をされては女性だけにストレスと負荷がかかる一方だ。(文:福岡ちはや)
「彼女はなんで絶縁されたのかまったく自覚はないようです」
その友人とは、「当時の住まいも近く結婚した時期や1人目の出産もほとんど同時期だった為親子共々ずっと付き合いがあり親友だとお互い思っていた」という仲だった。
しかし愚痴や悩みを話し合う際、友人は自分ばかりが「悩みや愚痴をすぐに聞いてほしいから会いたい」と言い、逆に女性の悩みに寄り添うことはしなかったという。
「『何かあったらすぐに同じように話を聞くから言ってね!』と言われていたので、私自身体調や家族のことで大変なことが重なり、疲弊していてSOSを発しました。でも彼女からは『調整して会おう』と言うことはありませんでした」
こうしたできごとの積み重ねで、女性は友人と「距離を置こう」と思うようになった。しかし、相手から「都合をつけてほしい」と言われると断れず、無理に日程を調整させられることが何度かあったそうだ。それにもかかわらず、友人は直前になって
「ほかの人との用事が急に入ったから、また日を変えてほしい」
などと言うことが多くなっていったという。これにはさすがの女性も我慢の限界だった。
「30年以上付き合ってきて大人げないかとも思いましたが、自分からは連絡を取らないようにし、予定も合わせることはできない旨をメールして離れました。彼女はなんでそうなったのかまったく自覚はないようで、共通の友人には私がおかしくなったように話しているようです」
きっと友人は女性の都合を軽く見ていたのだろう。一度くらい、友人の無礼を本気で怒ってもよかったのではないか。
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