タワマン高層階を購入した男性の不安「46階なので、エレベーター停止時には階段で上がれる訳がなく…」
タワマンの魅力は外観だけでなく、眺望も良いことから憧れる人は少なくない。しかし良い事ばかりではないようだ。実際に住んでいる人に話を聞いてみると、50代男性(千葉県/営業/年収700万円)は、
「エレベーター停止時が不便でした。3.11後の計画停電時などは4台中1台の運用でしたがかなり不便を感じました。あまり上に住んでいないのですが、 30階の人などはかなり大変だったと思います」
と、デメリットを挙げている。一方、メリットのほうが大きいと感じている人もいる。タワマンの資産価値について、ある男性の回答を紹介する。(文:林加奈)
資産価値に自信「生活の保険として絶対的な安心感がある」
現在は戸建てに住んでいるが、「リタイヤ後に転居する可能性を考えて海が一望出来るタワマンの高層階を3年前に購入した」という千葉県の60代男性(サービス・販売・外食/年収2000万円以上)。
「購入時の価格は高かったが、結果的には資産価値が高く将来的に値落ちしにくい(リセールバリューが高い)し、賃貸に出した際にも戸建てより借り手が付きやすい。…ということは、自分の老後の生活の保険として絶対的な安心感がある」
と、タワマンのメリットを綴っている。今は戸建ての自宅とタワマンの両方を行き来する生活をしているそうで、「生活をした時の不便さはまだわからない」と、デメリットについてはピンと来ていない様子。しかし、
「最近千葉県で大きめの地震が頻発しており、そのたびにエレベーターが停止しているらしい。私の部屋は46階なので、エレベーターが停止した時には部屋まで階段で上がれる訳がなく、それが不安で不便かも」
と、一抹の不安ものぞかせた。
キャリコネニュースでは「タワマンに住んでる人」をテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/S2S1N4MW