先日、5ちゃんねるに「24歳なんだが今まで100万以上パチンコで使った」というスレッドが立っていた。スレ主は本文において「後悔エグい。もうやめて時計でも買ったほうが良いよな」と書き込んでいる。俺もそう思う（笑）

パチンコ歴50年、6000万円勝ったという男性「打ち子を組織化して毎日80万円ほどの収入を得ていました」

さらに「苦しいわ。これからも搾取されると考えると」とも書き込んでいる。自分でパチンコのために金を使っておいて後悔しているのもちょっと違う気がするんだけど、まあ悔しいよね。実際にはパチンコホールに強制的に招集されたわけでもなく、あくまで自分の意思でやってるだけではあるけれど。

まあ、ここまでボロクソに負けてるってことは、それだけしっかりホールに通いまくっている依存症なんだろう。彼は20歳からパチンコデビューしたというので、順調にやられてしまっているということになる。

勝つために努力しているというタイプでもないのか、出先で時間つぶしのために回らない台を打つとも書いている。典型的な養分と見ていいだろう。もっとも、こういう人がいるからこそホールも運営できているわけなので、店からしたら超お得意様でもある。

スレッドでは彼もしつこく「やめたい」とか「積み立てに回したい」と書き込んでいるが、まあこんなペースでパチンコしちゃう人がやめるってなかなか難しいよね。

だって依存症なんだもの。そうそう簡単にやめられたら苦労しないし。今までもとっくに、やめたいやめたいと言いながら適当に台選びをしてきたはず。そうだそうに決まってる。じゃなきゃ24にして100万も負けないよ。

パチンコを完全に断つのは難しいので、もっと体の中の毒素を抜く方向で努力してみては？

僕自身が18歳からパチンコをやりはじめたおじさんだが、このパチンコ自体はもうここ数年ほとんど触らなくなった。若い頃は血眼でやっていたはずなのにね。なんでだろう……って考えたら、理由としては2つ挙げられると感じた。

まず第一に、パチスロのほうが打っててストレスが少ない。パチンコは1,000円でどのぐらい回るかが釘調整によってばらつきがある。クソ釘ホールも増えた。しかしパチスロなら概ね回転数が一定なので、しんどくないのだ。そのパチスロも、7月は1回しか打ってないけど。

第二に、おじさんになって娯楽への執着も減ったってのはある。今年40になって、とにかく趣味へのモチベも下がりに下がった。仕事へのモチベなんか、既にほとんどないに等しい。楽しいこと、脳汁が出ること。こういうものにあまり身を乗り出して挑もうと思えなくなってきて……それでギャンブルにも急激に興味が失せてきた。

同じことは、この24歳100万負けボーイにも当てはまるかもしれない。つまりあと16年……！　16年我慢すれば、おのずとおっさんになって気力が減衰し、ギャンブルへの食指も向きにくくなる可能性はある。

いや待てよ？　でもパチンコのユーザーって大体中高年からジジイ辺りだったな。じゃあ、あいつらは何だ。なんでそこまでパチンコ熱をキープし続けられるというのだ……分からない。何も。

ただ、僕がそうであるように、僕の周りにもおじさんになったことで「もうギャンブルとかいいや。たまにやる程度で」ってなっちゃった人はいる！　いるったって1人だけなんだけど、たしかにそういう人はいるので、この24歳がそうなったらいいね……と心から思う。

後はいつも書いてるけど、趣味だね。趣味をいくつか持って、ローテを組んで楽しむのがいいよ。それとスレ主は彼女もいると書き込んでいるんで、デートでお金を使って思い出を手にするのもお忘れなく。若いうちにしかできないことは、若いうちにしっかりやっておきましょう。