最低限のモラルも持ち合わせていない人と一緒に仕事をするのはしんどい。東京都に住む40代後半の男性(サービス・販売・外食/年収550万円)は「もう10年以上前の話ですが」と前置きし、当時店長から言われた衝撃の一言について語った。
当時、男性には義父がいたが「容態が悪く、それこそ今日明日に亡くなってもおかしくない様な状況」だった。販売業だったため、その時が来た際に休みを取れるよう店長に直接相談することにしたが……。(文:國伊レン)
気遣いのかけらもない対応に「怒りに震え手が出そうになりました」
店長に相談したのは金曜日だった。勤めていた会社は土日休みではなかったため、もしもの時のために
「義父なのですが、今夜がヤマで場合によっては土日にお休みを頂くことになるかもしれません」
と伝えた。すると、売り上げ不振でピリピリしていた店長は
「ふざけるな。平日にしろ!」
と言い放ったという。亡くなる日を調整できるはずもなく、あまりにも無慈悲な失言だ。
「当然のように気遣いの言葉が返ってくると思った私は怒りに震え手が出そうになりました」
と打ち明ける男性。「この人を殴っても意味が無い」と思い直して踏みとどまったそうだが、家族の生死を軽んじる発言を、今でも許せないようだ。「あまりに酷い話なので妻には今でも話せませんが、ここで書いて少しだけ胸のつかえが降りた様な気がします」と語る。その後、意外な展開があった。
「後にその店長はあらかじめ分かっていた会長の巡店時に公休を取っていたとのことで降格になりました」
恐らく、店長は日頃から周囲に配慮の出来ない人物だったのだろう。休んではいけない日に休みを取って降格になったのも、因果応報のように思える。
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