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サラリーマンの味方「富士そば」のフェイスブックが面白くておトク

うまい、速い、安い、そして腹持ちがいい――。お小遣いを少しでも飲み代に回したいサラリーマンにとって、「立ち食いそば」は昭和の時代から人気のランチメニューである。

そんな立ち食いそばチェーンの中で根強い支持を得ているのが、首都圏を中心に約100店舗を展開する「名代(なだい)富士そば」だ。24時間営業と、メニューに酒類を加えているのが特徴。この富士そばが運営するフェイスブックページがユニークと話題になり、現在8300を超える「いいね!」を獲得しているという。

新作天ぷらや「ボツメニュー」の紹介あり

(富士そばのフェイスブックより)

(富士そばのフェイスブックより)

「富士そば」は、ダイタングループが運営する立ち食いそば・うどんチェーン。創業者の丹道夫氏は1966年、日本初の24時間営業の立ち食いそば店を渋谷にオープン。丹氏が若いころに演歌を聞いて勇気づけられたため、店のBGMは基本的に演歌である。

フェイスブックならではの情報としては、季節のメニューのほかに、企画されたものの不採用になった「ボツメニュー」を紹介しているところが面白い。9月26日に投稿されたボツメニュー「冷しソースうどん」は、次のように説明されている。

「富士そばのつゆと中濃ソースを合わせたタレを絡めたうどんに、天かすをまぶしてマヨネーズをお好み焼き風にかけます。そして紅生姜・おかか・薬味ネギ。食べる前に混ぜて混ぜて……そのお味は……そうです!お好み焼きです。B級っぽさ丸出しですが…… このままの具材に豚肉を足して、焼きうどんにした方が美味しい……です。と結論が出てしまいましたので、ボツとなりました」

これには、読者から「食べたいです!」という好意的な声とともに、「食に対する基本がわかってない証(笑)」と、きついツッコミも入る。

最近は冬に向けた新作天ぷらとして、駒込店で「カニカマと枝豆のかき揚げ」「ちくわと春菊の1本揚げ」などを試作している様子も投稿。日本のファストフードとして外国人観光客にも人気であることを意識し、英語での新メニュー紹介を投稿することもある。

お得なキャンペーンも紹介

店舗で働く従業員の紹介もあり、9月29日の投稿では西荻窪店勤務の中邑店長心得(45歳)が紹介されていた。入社3年目、身長185センチで、前職はハスラー(プロのビリヤードプレイヤー)。最近食べるまかないは、ヘルシーな「冷しほうれん草そば」だ。

富士そばは海外展開も進めており、入社23年目のベテラン係長が台湾出店の総指揮を執っている様子も紹介されている。

フェイスブックではお得なキャンペーンも紹介しており、新業態「つけ蕎麦たったん」では10月10日(金)朝7時から10月12日(日)朝7時までの2日間、一番人気の「鶏つけそば300g」700円を390円で提供する。

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