男だからといって別にたくさん働かなくてもいい――「男性学」田中俊之さんにこれからの男性の生き方について聞く

男性学の専門家、田中俊之さん

男性学の専門家、田中俊之さん

「男性学」という学問をご存じだろうか。男性が男性であるがゆえに直面する悩みに着目する学問のことで、仕事でのプレッシャーが増加し、働き過ぎの男性が増える昨今、改めて注目されている分野だ。

内閣府が発表した2015年の自殺者統計によると、男性の自殺者は女性に比べて約2倍。年齢別に見ると40代、50代の働き盛りの男性の割合が増加している。

このような状況の中、男性が生きやすくするにはどうしたらいいのか。男性学を専門としている、武蔵大学社会学部助教の田中俊之さん(40)に、男性が働き過ぎてしまう背景と、これからの男性の生き方について聞いた。

「男は仕事、女は家庭」という過去のモデルが機能しなくなった