ロンブー淳、犬ラブ過ぎる世間の風潮に苦言 「みんなが好きじゃないとおかしいの? 押し付ける人、大嫌い」
ざっくりいうと、確かに犬はカワイイ。しかし、近年の愛犬家の「うちの子へのラブっぷり」のハンパなさには、若干の違和感を覚えてしまうことがある。
愛犬家同士なら問題ない会話ややりとりでも、そこまで犬に関心がない人にとっては迷惑に感じることもある。7月31日の「ビートたけしのいかがなもの会」(テレビ朝日系)では、飼い犬を溺愛する人へ「思うことがある」芸能人たちが口を開いた。(文:みゆくらけん)
スタジオに「えぇー!?」という落胆の声どよめく
飼っていたことはあるが、実は犬は「そんなに好きじゃない」と明かしたロンドンブーツ1号2号の田村淳。愛犬家の西川史子に「飼っていたのに好きじゃないの?」と驚かれ、同棲相手の犬だったため飼わざるを得なかった、と正直に答えた。
「普通に平均的にカワイイとは思うが、特別な感情はあまりなかった」
スタジオには「えぇー!?」という落胆の声がどよめいたが、淳はさらにこう放つ。
「みんなが好きじゃないとおかしいの? 嫌いでもいいじゃない。この風潮がおかしい」
確かに皆が皆、犬好きなわけではない。「犬、大嫌い。見つけたら蹴ったるわ!」ぐらいの非道なことを言ったのであればまだしも、「そんなに好きじゃない」ぐらいで変わり者扱いされるのはいかがなものか。
「淳さんって本当に嫌いだわ、ワタシ」とつぶやく西川の言葉を聞いた淳は、苛立った顔でこう伝えた。
「でも僕も、こうやって犬を押し付ける人、大嫌い」
カズレーザー「うちの子と言いながら売買してる」
淳のトークを聞いていたスタジオメンバーからも、続々と「犬押し付け」の話題が出た。SHELLYが困っているのは、やたらと飼い犬の写真を見せてくる人だ。
「見たい?」の問いにうっかりイエスしてしまうと、際限なく見せてくる。どれも同じ顔に見えるから反応に困るのだとか。また、SNSのプロフィールを写真、ニックネームともに飼い犬にする人にも困惑しているようで、「LINEだと誰かわからない」と愚痴っていた。
さらにキツいことを言っていたのは、メイプル超合金のカズレーザーだ。
「『ペットの気持ちが分かる』って言ってるヤツは、みんな頭が弱いですね」
そう笑顔でいうカズレーザーは「言葉が通じないものと、なぜ心が通じ合うんだってのがまずある」とし、「『うちの子、うちの子』っていうけど金銭で売買してる」ともツッコんでいた。結構なことを言っているが、この人がいうと毒が少なく感じるのはナゼだろう。。。
全員が犬好きという前提は間違っている
また、ロンブー田村亮は、犬を飼っている立場からこう心配する。
「犬は基本的に群れる動物やから、一人暮らしの人が寂しさを紛らわすためだけに飼うのはどうかなと思う」
亮のこの発言を受け、西川と大久保佳代子(愛犬家)は「あなたは家族や子どもがいて寂しくないからそう言える」と返していたが、実際に犬にとってはどうなのだろう。やはり、1人の時間はストレス? それとも、御主人不在でも快適なのか?
子どもと違って、ペットは飼い主の溺愛ぶりをオープンにしやすい風潮がある。社会的にもペットと泊まれるホテルや食事ができるレストランなど増え、ペットウェルカムな空気だ。飼い主が溺愛する姿をみるのも、ゆき過ぎていなければ微笑ましくて良い。
ただ、やはり淳が主張するように「全員が犬をカワイイと思っている前提」で言動されるとツライ。大久保佳代子が愛犬・パコ美ちゃんについて「こんなにカワイイ子を見ても、興味を見せない人がいるのが信じられない」と言っていたが、ソレです、厄介なのは。
最後にビートたけしが、犬の話題に自分も参加したかったが、都合が悪くてできないと言っていた。本当は犬の写真を見せたいぐらいだが、(別宅で飼っているから?)部屋の内容が違うため「私生活がバレちゃう」のだと言っていた。さすが。
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